化物語(12) (KCデラックス)
化物語(12) (KCデラックス) / 感想・レビュー
ゼロ
原作の解釈を大暮維人先生の漫画を通して読むと圧巻させられる。まず表紙になっているギロチンカッターは、人間であるからこその羽川翼を人質に取ったりすることができる。神はいないが、自分を傷めることで信仰を忘れない。狂気に似た信念を持ち、暦に挑むが暦が化物すぎる。彼は吸血鬼になりたて故に、全てが真っ直ぐ。羽川を助けるために人間を辞めた暦の植物化。美麗すぎて、ああ、彼は戻れない領域にいっているのだなと。次に羽川のパンツ描写は、色気があり、性癖を露出しすぎ。そして忍野のラスボス。彼は強いからこそのバランサーである。
2023/03/19
眠る山猫屋
羽川委員長のかわいらしさ炸裂が全ての12巻。あとは約束のパンツかな。ギロチンカッターは、実は真っ向勝負な男だった。さてさて解放されたキスショットの暴挙が始まりますね。そろそろ戦場ケ原さんに会いたいな。
2021/02/19
こも 零細企業営業
何ともあっけない。羽川がパンツ履いてない事の方が頭に残ってるよ。相手は何だったんだ?忍野は驚いたけどね。
2021/02/18
わたー
★★★★★VSギロチンカッター戦。今回も大暮維人による渾身のアレンジが輝いていた。ギロチンカッターが羽川を人質に取るシーンなどは、まさかの羽川によるモノローグを前面に見せるという大胆な演出で、バサ姉のヒロイン力をこれでもかと見せつけていた。これに限らず、バサ姉しか勝たんようなヒロインヒロインしている場面が非常に多く、こんなの横から掻っ攫われたら、そりゃストレス溜まるだろうよと。また、アレンジは、シリーズを後方から追いかけるコミカライズだからこそできる「納得」させる描写が素晴らしいとしか言えない。
2021/02/17
彼方
キスショットを救い、自らが人に戻るため三番勝負もついに大詰め。最後の相手、"ただの人間"であるギロチンカッターが取る策略とは…。決戦前の羽川との対話はその異常性を示しながらも、まさにヒロインと言った関係で…増量されたエロコメが笑いを誘いつつもぐっとくるやり取り。ギロチンカッター、原作ではただ純粋にイカれたイメージでしたけど、理解できないなりに信念のある…イケメンすぎる作画も相まって味のあるキャラクターになった気がする。傷物語もいよいよクライマックス、シリーズ屈指の名シーンがどう描かれるのか…期待しかない。
2021/02/20
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