弱い男 (星海社新書 173)
弱い男 (星海社新書 173) / 感想・レビュー
ma-bo
お亡くなりになる少し前に行われたインタビューを元に構成された一冊。他の著書とは違い、生い立ちや家族への思いが中心。「自分は弱い」との言葉が印象的。
2021/05/01
Y2K☮
けっこう強がって生きていたんだな、と。球団社長や関係者やマスコミ相手にあれだけ率直な毒を吐けるのは余程自信があるんだと思っていた。サッチー逮捕は選挙に出た後というタイミングも含めてホリエモンのケースと似ている。彼女の活躍をよく思わない誰かが麻雀しながら検察に、みたいな妄想をしたくなる。ともあれ子どものころヤクルトファンでした。あの弱小チームを4度も優勝させてくれてありがとうございます。前後裁断や判断は頭で決断は腹で、など数々のありがたい言葉を著書から学ばせてもらいました。奥様とゆっくり休んでくださいませ。
2021/01/28
ようはん
少年時代の貧しかったエピソードは他の著書でも触れてはいるが、本書は特に詳細に触れており戦中戦後の大変な時期に病気を抱えた状態で女手一つで子供2人を育てた母親の気丈さに心を打たれる。死の1か月前のインタビューであるが、ノムさん自身は死がもう近いと予見していたんだろうなと思った。
2022/07/06
はかり
息子から借りた本。息子はノムさんが好きだったのか、よく知らないが。野村が死ぬ寸前までインタビューに応じていた内容をまとめたもの。人間歳を取ると弱気にもなるし、ましてやサッシーのような奥さんを失うと野村も急速に元気を失うよな。
2022/08/10
ライアン
一周忌の日に、そしてあの帯にやられて購入。サッチーが亡くなり自らの弱さをさらけだす野村監督。サッチーとうまくやれたのは弱い男だったからなのかな。でもうこういう話も悪くないと思う。
2021/02/14
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