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ステップファザー・ステップ 新装版 (講談社文庫 み 42-19)

ステップファザー・ステップ 新装版 (講談社文庫 み 42-19)

ステップファザー・ステップ 新装版 (講談社文庫 み 42-19)

作家
宮部みゆき
出版社
講談社
発売日
2021-02-16
ISBN
9784065224120
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ステップファザー・ステップ 新装版 (講談社文庫 み 42-19) / 感想・レビュー

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kei302

新装版が出た。この表紙の方がよいです。久しぶりに読むと、うわ~、若い、ちょっと児童書っぽい等、新鮮。 会話文が単調にならず絶妙だし、“俺”の一人称語りの技巧が巧いし、登場人物のキャラが際立っているし。担任の先生だけ、なぜか魅力的じゃない。 続編なし宣言が言い渡されているが、書籍化されていないだけで、存在してはいる。 『小説すばる』1997年1月号/1998年1月号/1998年5月号/1998年12月号/1999年1月号に掲載されたらしい。書籍化しないのは何か不都合でもあるのでしょうか?

2021/03/08

けぴ

作者を隠したら伊坂幸太郎作品?と思うような軽快なクライムコメディ。両親共々から育児放棄され、双子の直と哲は二人で暮らしている。そこに隣家へ泥棒侵入しようとし失敗した"俺"が、ひょんなことから双子の面倒をみることになる。連作短編の7話のいずれも謎解きを楽しむことは勿論だが会話の妙を存分に楽しめる。宮部みゆき作品のジャンルの広さを感じる一冊。

2024/08/12

おか

昔読んだ物に 一編だけ増やしての新装版。でも、寂しい事に 続編は無し と言う事に、、、この仮の家族 好きだったですよね。家族以上に家族らしくて。どうしてこんな事を思いつくのだろう、やっぱり宮部さんは凄い! 又 新作楽しみに読もう!

2022/03/20

よしのひ

「男は女になれないし、女も男にはなれない。(省略)…だから子供には残酷な仕打ちをすることができないのだ」ひょんなことから泥棒が中学生の双子と生活を共有することになる。この台詞が出てくるまでに時間がかかったが、家族の定義に血は関係ないんだと思わせてくれた台詞であった。お父さんは嫌っていたが、双子のテンポいい会話は私は好きだ。しっかりしている反面中学生らしさもあって、だから親でもなんでもない「お父さん」の心に響くものがあるのだろう。礼子先生とのやりとりにも匂いがある。また読みたくなる作品であった。

2022/10/14

みぃ

先に実写ドラマ化を見ており原作未読で読了。 主人公の双子が原作では中学生の設定だけど、ドラマ版では小学生の設定になってますね。 原作での中学生の双子しっかり者の子供に設定しすぎてるのがなんかしっくりこないですね。 子供っぽい一面がそんなにない。 ストーリー的には、これで完結なのか?って感じですね。

2022/02/09

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