KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ひらばのひと(1) (モーニングKC)

ひらばのひと(1) (モーニングKC)

ひらばのひと(1) (モーニングKC)

作家
久世番子
出版社
講談社
発売日
2021-04-23
ISBN
9784065225554
amazonで購入する Kindle版を購入する

ひらばのひと(1) (モーニングKC) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

oldman獺祭魚翁

今や絶滅危惧種に分類される話芸 講談 近年は神田松之亟(現六代目神田伯山)の登場で少し見直しが進んでいるが、これ油断をすれば伯山一人のブームとなって、講談界全体の隆盛には繋がらない。 女流二ッ目泉花は最近迷いが多い。唯一の弟弟子 泉太郎は女流が中堅若手を占める講談界では、パンダ扱いで師匠もオールドファンもチヤホヤ。当人は迷っているのか居ないのか、妙に飄々としているのが、また泉花の気持ちを苛立たせる。 久世さんはギャグ以外初めてのストーリーコミック。流石うまく纏めてある。 今後の続巻が楽しみだ。

2021/04/24

シンシア

寄席に行ったことがきっかけで、神田松之丞を知り独演会などなどに行くようになり、伯山となっても応援してきました。コロナ禍の間はじっと我慢。伯山がモデルなのでしょうか、続きが待ち遠しい。

2021/05/01

たまきら

読み友さんの感想を読んで。三代目 三遊亭 金馬で落語が好きになった自分が、最初に講談師という言葉を知ったのもこの噺家からでした。彼自身は講談師になりたかったものの断念されたとインタビューで語ってましたし、思い入れがあるのか講談と関係のある噺も残っています。歴史を知っている人がまたおなじ講談を聞く理由は、私が何度も三木助の「芝浜」を聞く理由と同じな気がします。芸を積む時間を許してくれないせわしない時代。明日からインボイス制度も始まります。

2023/09/30

akihiko810/アカウント移行中

2巻まで。本格・講談漫画。講談師の世界に足を踏み入れた、前座の泉太郎。姉弟子・泉花は久々の男弟子である泉太郎の才能に、複雑な気持ちを持つ。 「ひらば」とは修羅場、独特の節で読む軍記物の勇壮な場面のことらしい。講談界の人間模様がきっちり描かれていて、なおかつ講談にも詳しくなれる作品。 講談なんて伯山しかしらないにわかだが、聞いてみたくなった。おすすめ

2022/10/13

美周郎

翌日行っても続きが聞けるわけじゃないのか?仕組みが圧倒的に不利なんだな。補完するには書籍かビデオか、お金取って冒頭聞かせて続きを無料のネット上で探すのはなんだか悲しいな。寄席は少し敷居が高いがこういうコミックスからでも興味が湧くと一度くらい行ってみたくなる。

2021/04/26

感想・レビューをもっと見る