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水溜まりに浮かぶ島(3) (イブニングKC)

水溜まりに浮かぶ島(3) (イブニングKC)

水溜まりに浮かぶ島(3) (イブニングKC)

作家
三部けい
出版社
講談社
発売日
2021-03-23
ISBN
9784065226001
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水溜まりに浮かぶ島(3) (イブニングKC) / 感想・レビュー

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空のかなた

百目のじいさん達3人、怖すぎる。涼一の敵討ちと、首折りの黒松を自らの手で殺す、切り刻むことだけを支えに突き進んでいる。こちらまで追い詰められているような気になる。実際に涼一を殺したのは黒松ではないなんて、この世界はやはり騙し合い。その一方、渚を恋しく思う湊(=今は黒松)の心の内が切なくて早く元の姿に戻れるようにと願ってしまう。でも次の刊はもっと危なくなりそうで、渚の身が心配になる。著者の構想力や展開の力は素晴らしいと感じる。

2021/04/19

トラシショウ。

「僕は間違ってた!僕が怖いのは自分が死ぬ事じゃなかった・・・!逃げ回ってちゃダメだ・なりふり構っていられない・・・黒松(こ)の姿でも、やれる事がある・・・!」。黒松として呼びかけされ、行きがかり上彼の生業である殺しをする羽目になった湊。苦悩の果てに奇策を用いて乗り切ろうと悪戦苦闘するが。一方、明らかに様子のおかしい見知らぬ兄への違和感から、妹の渚はお隣さんの双葉に助けを求め・・・。人格転移、と言うより一時的な「上書き」、と言うのが事態の本当の所に思えてきたなぁ。面白くなってきたよ(以下コメ欄に余談)。

2021/03/31

わたー

★★★★★本来の体の持ち主である青年への殺しの依頼。それをなんとかやり過ごし、ようやく大人の協力者を得られたというのに…まだまだ一切の予断を許さない状況で、小学生には正直、荷が勝ちすぎていると思うのだが、妹ちゃんが気づいたことが状況を打開する一手になるのだろうか。

2021/03/26

さとみん

帯で一気読み推奨しているけど、それは完結してからにした方がいい。湊に次から次へも降りかかる試練で息つく暇がない。この巻でようやくタイトルの意味をチラリと見せられ、正反対に思えた湊と黒松の共通点が浮かび上がる。となると渚の存在がこの先の鍵かなとは思うものの、全く先が読めないので続きを待つのみ。

2021/03/27

shonborism

相変わらず危険と隣り合わせの気の毒な湊(黒松)。一方で黒松(湊)の方もそろそろ波乱が起こりそうな予感。

2021/03/27

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