相談役 島耕作(3) (モーニングKC)
相談役 島耕作(3) (モーニングKC) / 感想・レビュー
ぐうぐう
社内での改革派と保守派による派閥闘争は『島耕作』シリーズのお家芸であり、お馴染みの展開だが、委員会設置会社という現代的な流れが動機となっている点が、いかにもこのシリーズらしい。現代的と言えば、巻末のエピソードでミャンマー商工会会長とゴルフする場面が登場するが、雑誌掲載時には軍事クーデターはまだ起きておらず、国軍の武力による弾圧がエスカレートしている現在、単行本刊行のタイミングが悪過ぎた。とはいえ、次巻で島はコロナに感染してしまう。これまで同様、時事は容赦なく、このシリーズを襲うのだ。
2021/04/02
山田太郎
課長から数えると100巻くらい行くのかと思ったが、調べるのも面倒だからまあいいか。要所要所で社長になりたい派閥好きな人が出てくるが、最後はそんなことしてない島耕作が勝つというかそんなになりたいものか社長。なりたい人とかなってる人は読んでない気がするが、このマンガ。うまいことやってるなスケコマシという気がしないでもない。
2022/09/18
にゃむこ@読メ13年生
委員会設置会社設立を目論む株主総会を巡るプロキシー・ファイト(委任状争奪戦)がアツい。正攻法だったり裏工作だったり、課長時代の社内権力闘争を彷彿とさせる。これがやはり、この作品のキモなんだよなぁ。相談役にもなると、社内のゴタゴタにはそうそう巻き込まれないか。次巻、遂にシマコーサクもコロナ罹患の危機。
2021/04/12
ニッキー
課長島耕作が、いつしか相談役島耕作になってしまいました。 サラリーマンの時代は、終わったらあっという間です。 主人公はいいとしても、周りの女性たちは昔がいい女だっただけに、歳をとった姿は見たくなかったかな。こいいう事も言えない世の中が寂しい。
2021/04/01
もくもく
秘書コンビの結婚はお似合いで何だか嬉しい。懐かしいキャラが沢山出てきて、ネタ切れ?って思うような話がチラホラと出てきた気がします。
2023/09/29
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