KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

夏の終わりの時間割 (講談社文庫 な 99-1)

夏の終わりの時間割 (講談社文庫 な 99-1)

夏の終わりの時間割 (講談社文庫 な 99-1)

作家
長岡弘樹
出版社
講談社
発売日
2021-07-15
ISBN
9784065236833
amazonで購入する Kindle版を購入する

夏の終わりの時間割 (講談社文庫 な 99-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Ikutan

長岡さんらしく緻密に練られたキレのいい短編が六つ。特に印象に残ったのは後半の二作品。空き巣を生業にしている男が主人公の『焦げた食パン』は、細かな空き巣の手口が語られた前半から引き込まれ、後半の再犯時の違和感の正体になるほどと。何より、その真相に胸が痛み、男の罪の重さを突き付けられた。表題作の『夏の終わりの時間割』では、小学六年生の祥と知的障害のある信の友情が描かれる。放火容疑をかけられた信がとった必死の行動に震えたし、意外な真相にも驚かされた。

2024/09/15

ベイマックス

6つの短編集。視点(語り手)を変えて推理してみたら面白い。

2022/01/04

katsubek

ミステリー短編集とショートショートの中間ぐらいのイメージ。もう少し、尺を長くした方が面白いのではないかと思う話が多いようだ。また、話の方向性が様々で、まとまりが見えにくいという嫌いはある。が、一つ一つのお話は、それなりに魅力はある。

2022/07/04

坂城 弥生

ほろ苦い後味の短編集。

2021/12/08

ニカ

短編だけど、ミステリ要素もしっかりとしていてどの話しも良かった。「三色の貌」「ガラスの向こう側」が好き。

2022/10/17

感想・レビューをもっと見る