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ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る (KS科学一般書)

ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る (KS科学一般書)

ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る (KS科学一般書)

作家
ヤン・ルカン
小川 浩一
松尾豊
出版社
講談社
発売日
2021-10-25
ISBN
9784065238080
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ディープラーニング 学習する機械 ヤン・ルカン、人工知能を語る (KS科学一般書) / 感想・レビュー

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nbhd

人工知能界隈では「畳み込みニューラルネットワーク」の生みの親として知られるヤン・ルカン先生の自叙伝ならびにディープラーニング入門。人工知能と現代社会といったテーマも取り上げられていて、総合的なAI本になっている。いわゆるディープラーニングの「学習」とは何かについて、「学習とはシステムが生み出す誤差を少しずつ減らしていくことだ」と書いていて、シンプルだけどエッジが利いている表現だなと感動した。特に90年代は、ニューラルネット研究者が学術界から除け者にされ、冷や飯を食らっている描写が心に残った。

2024/03/14

しんばら

読了。めちゃめちゃ面白かったし笑っちゃうくらい内容盛り沢山。ディープラーニング今昔史/技術的バックグラウンド/機械学習の未来予想図、これら全てをちょいちょい自伝調で全部書く。ムーブメントの中心地その人が語るだけあって、実史を知っていても興味深い内容ばかり。しかし書店でさも話題の本みたいなノリで平積みしてたけど、平然と誤差逆伝播法の説明が数式で始まるので、難易度はガチのそれ。そのへん飛ばして読んでも全然面白いけど、個人的にはヤン・ルカンと言えばLeNetのあの人、くらいの前提知識がある人に読んでほしい。

2021/11/30

JNTEST23

AI(特にCNN)が出来上がっていく過程というか歴史を最前線の研究者の視点で共有できて興味深い。いろんなアイデアやテクニックを地道に組み合わせていきながらついにイノベーションが起きる(CNNが成果を出す)みたいな感じで、その過程で日本の研究者 福島邦彦氏やマークザッカーバーグが登場してくるので面白い。最後はAIの将来についての見解がある。

2022/07/29

まもる

ヤンルカン先生の語るディープラーニングの歴史とその仕組みが詳細に書かれていた。パーセプトロンから畳み込みニューラルネットワーク、誤差逆伝播法を丁寧に紐解き、「学習」とは何かが説明されている。正直この辺の話は難解で、中級者くらいでないと読み飛ばした方がいいだろう。少なくとも入門書ではない。ただ、これこそが本質であり、理解のステージを一段階上げるのに必要な知識だ。先生のオープンソースのこだわりや、これからの未来についての話もあり、とてもおすすめです。

2023/09/05

wwb

内容はディープラーニングの発展の歴史、基本原理、今後の展望。歴史は最前線で活躍をしてきた著者だから書ける内容になっている。基本原理は既に学んだことがある人には既知にもの。AIの今後を語る9章がこの本で一番面白いところなので、ある程度知識がある人はここを読めばいいかと思う。自己教師あり学習や予測の話が興味深かった。

2022/09/01

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