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ゴースト・ポリス・ストーリー

ゴースト・ポリス・ストーリー

ゴースト・ポリス・ストーリー

作家
横関大
出版社
講談社
発売日
2021-08-25
ISBN
9784065240618
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ゴースト・ポリス・ストーリー / 感想・レビュー

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starbro

横関 大は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『ルパンの娘』シリーズで味を占めたのか、ドラマ化を意識したようなライト・ファンタジー・ミステリでした。気楽に楽しめますが、『ルパンの娘』シリーズほどはヒットしないと思います。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000353627

2021/09/19

パトラッシュ

殺人事件の被害者が幽霊になるとの設定は、小栗旬主演のドラマ『BORDER』を思わせる。あちらは幽霊が見えてしまう刑事の物語だが、本書では幽霊自身が成仏するため事件解決に奔走する。あり得ない存在が生きていた頃を忘れられず右往左往するのだから、シリアスな展開は期待できない。しかし軽快なミステリを身上とする作者の手にかかれば、幽霊が苦労して現世の人間を助けるシーンなどユーモアたっぷりのエンタメとして楽しめる。刑事の妹が難事件に苦闘するところへ、急に戻って来られた亡兄と一緒に捜査するという続編が想像できてしまう。

2021/10/30

おしゃべりメガネ

本格派ながら、その読みやすさが抜群の横関さんですが、本作は個人的には読みやすさがちょっと仇となった気がします。突然、何者かに殺された刑事「日樹」はそのまま幽霊の姿に。そんな兄の無念をはらそうと妹「聖奈」も刑事へと。展開の良さは良さとしていいのですが、ちょっと軽すぎかなと。そんなワケないでしょとツッコミたくなる場面も多数。あくまでエンターテイメントと割りきって読むのが重要なのはわかってはいるものの、ちょっと軽すぎる流れに、読む真剣度があがらず仕舞い。ま、たまにはこういうのもあるかなと割りきって読みました。

2021/10/29

修一朗

見守りユーレイパターンは割と好きな方。映画「ゴースト」が好きだった影響だと思う。横関さんだしラストは爽やかに終わるだろうと思っているので安心して読めます。このユーレイはあんまり現世の人とコンタクト取れないルールになっているので,苦労するねぇ。まぁ枕元に立って夢に現れてメッセージ伝えるっていうのは定番だけども。大きな捻りとかはなしであっさり終了。お気楽で面白かった。。

2021/10/06

ひさか

2021年8月講談社刊。殺害された日樹は霊になり、刑事になった妹の聖名をサポートする…という流れで始まるファンタジックな警察小説。軽いノリで、難しい展開もなく、以外な犯人もよくあるパターンで、なよなよとした頼りない話だと思いました。

2021/10/23

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