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スーパーエンジェル

スーパーエンジェル

スーパーエンジェル

作家
島田雅彦
出版社
講談社
発売日
2021-07-28
ISBN
9784065241318
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スーパーエンジェル / 感想・レビュー

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starbro

9月の第一作は、島田 雅彦の最新作です。島田 雅彦は、デビュー以来30年以上に渡って読んでいる作家です。本作は著者の新境地でしょうか?SF冒険神物語、オペラの小説化と台本のコンビネーションカップリングでした。しかしスーパーエンジェルが、土偶戦隊だと思いませんでした(笑) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000353763

2021/09/01

えも

人工知能マザーに支配された世界で、階級社会の最下層「異端」に分類された少年たちと出自が特殊なアンドロイドが自由を勝ち取る物語▼オペラ用の脚本として書かれたようで、小説と脚本の2本が掲載されている▼なるほど。脚本って、こうやって小説を削ぎ落とすんだ

2021/08/16

くみこ

マザーなるAIが統治する近未来の日本で、人間はきっちりランク付けされています。最下層に分類されたアキラと、アキラ達を監督するロボットが抵抗を始め…というストーリー。前半は小説、後半は戯曲で、オペラとして上演された作品です。幻想的なシーンは美しく、思春期の少年の恋心や人間とロボットの関係など、児童向けオペラとして楽しい舞台だったと思われます。AI と人間が関わる小説には「クララとお日さま」や「アイの物語」など、読み応えがあったり面白いものがが多く、それらに比べるとやや薄味に感じられました。

2024/05/05

グラスホッパー

ゴーレムとはヘブライ語で「胎児」の意味。近未来で、選別されて生きるアキラとAIゴーレム3の交流がいい。「第一の心」と「第二の心」があり、「第二の心」は、誰にも支配できない。誰もが異端者である。著者独特の世界観が良かった。

2021/09/25

しゅん

渋谷慶一郎作曲オペラの小説版と元戯曲。オペラだとよく認識できなかった(ために単純な二元論世界にみえた)物語に小説で奥行きがでて楽しい。これはこれで(今の世界における管理の複雑さを考えると)きれいすぎるけど。エリカとアキラはオペラだとずっと両想いに見えたが、小説だと最初はアキラの片思いで、エリカはアキラを少し嘲笑しているようにも感じる。

2021/08/20

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