次の人、どうぞ! (講談社文庫 さ 66-19)
次の人、どうぞ! (講談社文庫 さ 66-19) / 感想・レビュー
Katsuto Yoshinaga
私がちょっと不思議に思っていたことのいくつかに答えを出してくれた。「小室圭氏の過熱報道は姑目線による」「冬季オリンピアンは夏季の人に比べて羽目を外しやすい」「お父さんが偉かったナチュラルボーンの女性権力者は強烈」「少子化問題で、産め産めと言ったり、LGBTを責める前に男性に発破をかけろ」「日本で女性管理職が少ないと言われるが、プレーヤーでいたい女性も多い」といったあたりに感心させられる。ただ、TVやお笑いネタも多くて、エッセイではないかなぁ。まあ、就寝前とか病院の待合とかで読むにはちょうどいい。
2022/01/26
たっきー
「週刊現代」で連載されていたエッセイをまとめたもの。シリーズ13冊目で最終巻。著者の視点は面白くて好き。2017〜2019年の時事ネタですらそういえばこんなこともあったな…と忘れていることも多く、日々いろいろな出来事が報道され、次々と流されていくのだなと改めて感じた。
2021/11/28
cithara
裏表紙に「最終巻!」と書いてある。さびしくなります。彼女の亡きお父様が社長をされていた会社に勤めていた私は、それだけで彼女に親近感を抱いている。彼女にしてみればどうでもいいことだろうけど。彼女の世間の事象の見方がなんとなく辛酸なめ子さんに似てるなーと思う。なめ子さんはもう少しひねくれてるかな。両者とも私の好きなエッセイストではあるが。酒井さんは同姓同名の女性をエゴサーチしたことがあるという。実は私も。西日本に住む大学講師のホームページが出てきた。私よりも健全な人生を歩んでいる女性。他人ながらホッとする。
2021/09/22
れん
15年間連載お疲れ様でした。紅一点の会議らしく、発言が通常より少しマイルドな感じ…でも鉄道ネタは安定の面白さ。酒井さんのエッセイから、鉄道旅が好きになったのです。
2021/09/29
感想・レビューをもっと見る