院内刑事 シャドウ・ペイシェンツ (講談社文庫 は 92-23)
院内刑事 シャドウ・ペイシェンツ (講談社文庫 は 92-23) / 感想・レビュー
KAZOO
濱さんの院内刑事シリーズの最新作5作目です。いつもながら濱さんの本は最近の世相的な地事情(例えばコロナ)や政治家の状況なども描かれています。主人公に託していますが濱さんご自身の気持ちでしょう。前の総理よりも今の総理の方がお好きみたいです。今回は主人公の所属している病院を狙うものが手を尽くしてきますがそれをはねのけます。いつもながらのお決まりですが楽しめます。
2021/07/20
Yunemo
いろんな切り口があるのですね。本作、なりすまし患者の存在から裏にはびこる大きな闇問題に展開していくなんて。院内刑事廣瀬に言わせている、リスク管理のおおもとの発想が無駄をなくすこと、あらゆる無駄を省くと必要なものしか残らない、さらに特化するとより良いものが生まれてくる、確かにこの発想って理にかなってますよね。そして日本へ攻めまくってくる中国共産党への想いが一貫して積極的な防衛路線、チャイニーズグループつぶしに具体的に動いています。それも警視庁と神奈川県警の合同によって。現実的にこんな発想のもと動けたらなと。
2021/07/25
Malos
新型コロナウイルスの蔓延する日本。川崎殿町病院に、中国人患者が訪れる。それを皮切りに、国家が絡む陰謀に巻き込まれていく。この事態を、廣瀬はどう切り抜けるのか。
2022/10/30
α0350α
ちょっとした事件から背後にいる巨大なヤツらの悪を暴く、公安捜査の手法が面白いです。他のシリーズと違って病院メインというのも良いですね(やっていることはほとんど変わりませんが)。コロナ含めた時事ネタも満載で楽しめました。
2021/10/04
なみキミ
コロナに対しての医療業界の本音がさらりと書かれてる気がした。
2021/08/03
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