本が紡いだ五つの奇跡
本が紡いだ五つの奇跡 / 感想・レビュー
しんごろ
本好きには、もうたまらない。タイトルに偽りなし。一冊の本から、それは見事に紡いでた。それを奇跡と思うかは、その人次第。自分は奇跡だと信じたい。人に力を与えてくれるものはそれぞれ。歌だったり、アスリートの頑張る姿だったり。一冊の本だって、人に力を与えてくれる。自分は、この物語で力をもらいました。心を穏やかに温かくされ、オッサンでも一歩進む勇気を貰えた。森沢さんの物語にいつも大きな力を貰ってます。森沢さん、素敵な物語をありがとう。いつかスピンオフで『さよならドグマ』も書いてほしいな。
2021/10/20
kou
一冊の本を巡る連作短編集。この作者の本は、ホントに読後感が良い。冷え切った心(笑)が温かくなるのを実感する。どんなに辛かったり、悩みや困難が降りかかってきても、それを吹き飛ばしてくれる一冊に出会える奇跡がある事を実感できる。これだから読書はやめられない!!いつか「さよならドグマ」を読んでみたい。
2021/11/24
ムーミン
「誰の心にもあるもやもやした感情とか、胸が痛くなるほどの悲しみとか、そういう本来は受け入れたくない感情を、素直に『自分のなかに、ある』って認めて、味わって、それをまっすぐ物語に落とし込んでいくことが大事だって。」P.222 「若い頃ってのは、迷いに迷うのが正解なんだよ。で、ああでもなかった、こうでもなかった、次はこうしてみようって、なるべくたくさんの失敗と修正を繰り返すんだ。そうやってきた奴だけが、いずれ経験豊富な頼り甲斐のある大人になれるんだからな」P.304
2021/11/06
うっちー
さよならドグマを読みたいです
2021/11/10
まちゃ
読み終わって、穏やかな気持ちになれる森沢さんらしい作品でした。良かったです。編集者・津山奈緒、小説家・涼元マサミ、ブックデザイナー・青山哲也、書店員・白川心美、読者・唐田一成。一冊の本が繋ぐ、それに関わった人々の想い。心に残る場面やセリフの多いハートフルな一冊
2021/11/11
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