ブルーピリオド(11) (アフタヌーンKC)
ブルーピリオド(11) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー
buchipanda3
表紙の怪しげな人物は誰かと思ったら佐伯先生だった。八虎の恩師再登場。そしてあの人やあの人も再登場。今回は進級制作展という濃い世界から一転、町の絵画子供教室に舞台は変わる。でもこっちも容赦なかった。子供にザコ呼ばわりされた八虎も奮起?!。それでも今巻の主役は子供たち。武装伝記マゲンダーも。ふと思ったのは美術は学問じゃないのだなと。学びもあるがそれだけではない。正解が無いことは惑いにもなる。そして子供にも大人にも美術という世界は同じ。八虎が子供たちとのやり取りで見つめ直したものが次にどういう形になるか楽しみ。
2021/10/05
なっぱaaua
絵画教室編。佐伯先生は絵画教室が本業だった。「自分の見えている色があなたの色」そう言ってくれれば絵を描く事もっと好きになったのかな。小さい頃は好きだったのに段々苦手になっていった。あっ、美術鑑賞は好きですよ。八虎にとってもこの2か月は大切な時間になったのだろう。それは橋田にとっても同じ。小夜ちゃんの様に習い事をひたすらしている子供っていたな。親がやらせているのか子供がやりたいと言ったのかはわからないけど大変そうだったな。さて2年生へ。自分の中でのヒロインは桑名マキちゃんなのよね。最後に登場で何だか嬉しい。
2022/01/22
くりり
絵画教室でバイトをする八虎、「自分の見えている色があなたの色」だけど他の人達が見てるのとは違う色、うーん☹️
2022/01/23
みこと
やっぱりいいわぁ。刺さる刺さる。本当に。自分も自分と向き合いながら自分の心が求めるものを作っていきたいなぁ、って思った。「何も考えないで、心だけ動かして描く」って、すごく大事。佐伯先生のような先生に子供の頃に出会いたかった。
2022/02/21
にこまる
八虎、絵画教室でバイトするの巻。子ども達への指導を通して、八虎は自分の内面と向き合い、様々な気付きを得る。読みながら、今回もガッツリ精神をえぐられた。そうなんだよね、子どもって、空気を読むのが本当に鋭い。無邪気にのびのびと育ってほしいと思う反面、将来的には社会に通用する人間になってほしいとも願う。子が手にする玩具や本にも、つい「どういった力が育まれるか」を考えてしまう。単純に、夢中になって遊べば、それでOKなのにね。自分の欲深さにゾッとするわ。小枝ちゃんパパみたいになっていないか、気をつけようっと。
2021/10/09
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