雨やどり 駕籠屋春秋 新三と太十 (講談社文庫 お 133-3)
雨やどり 駕籠屋春秋 新三と太十 (講談社文庫 お 133-3) / 感想・レビュー
やま
願立流の達人・西村七左衛門に育てられ仕込まれた駕籠かきの新三と太十の物語です。 人情味もあり、腕っぷしも、剣の腕もたつ新三と太十が頼もしい物語として出来上がっています。 特に、「雨やどり」がよかったです。 シリーズ3冊目。2021.09発行。字の大きさは…小。2022.01.12~13読了。★★☆☆☆ 不死身の男、帰ってきた男、雨やどり、の短編3話。 🌿続く→
2022/01/13
タイ子
シリーズ第3弾。駕籠かきの新三と太十の熱くて優しい物語。この二人、ホントに人間が出来てるわ。見知らぬ人を駕籠に乗せて客の言う通りあっちに行き、こっちを回りへとへとになりながらも、何か意味があるんじゃないかと指図通り駕籠をかつぐ二人。客がつれづれに話す俄かには信じられないような噺。ホラ話だろうと聞いてはいたが実は…「帰ってきた男」。橋の上から身投げ女を助けた太十が巻き込まれる騒動。ラストのセリフがニクい「雨やどりしたんだな、おれに」。2人がある目的を果たすまでは続くであろうシリーズなので、次回も楽しみ。
2021/09/30
とし
駕籠屋春秋 新三と太十「雨やどり」3巻。駕籠屋の新三と太十さん、軽やかな「やっさ」「こりゃさ」のかけ声で物語も軽やかに、優しく、爽やかにつられて一気読みでした。
2021/12/24
み
さくさくと♪良い漢だねぇ〜、どのお話も安定、安心^ ^
2022/03/27
tomtom
二作目がよかった。最後にみんなの待っている家に帰ることができてよかったな。
2024/07/05
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