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霊獣紀 獲麟の書(上) (講談社文庫 し 120-1)

霊獣紀 獲麟の書(上) (講談社文庫 し 120-1)

霊獣紀 獲麟の書(上) (講談社文庫 し 120-1)

作家
篠原悠希
出版社
講談社
発売日
2021-11-16
ISBN
9784065257050
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霊獣紀 獲麟の書(上) (講談社文庫 し 120-1) / 感想・レビュー

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さつき

冒頭は霊獣の場面からファンタジックな作品なのかなぁ?と思っていました。河北匈奴の少年ベイラに物語の主軸が移ると同時に、その過酷な境遇に同情しながら夢中になりました。五胡十六国時代はまるで知らないことばかり。とても新鮮に感じます。下巻も楽しみです。

2021/12/18

りー

主人公ベイラは(五胡十六国時代)後趙の創建者=石勒(石世龍)。…晋王朝末期から物語は始まる。ベイラ14歳、アル中親父の暴力に耐えながら一族の行く末を考えるヤングケアラー。そこで出会ったのが麒麟の幼生である一角。ベイラはその後、一族を失い奴隷にされ、波乱の人生へ。いつまでも少年の姿を失わない一角に対し、ベイラは巻末で30代。奴隷→傭兵隊長→将軍→平晋王、となったところで次の巻へ。設定から十二国記を思い出しますが、この作者さんなら大丈夫だろう。一角が何を目指しているのか?という謎は下巻で解けるのか。

2021/11/23

よっち

中国・五胡十六国時代。戦乱の世で人界に囚われた霊獣・一角麒と出会い、奴隷から盗賊に身を転じたベイラの冒険と戦いを壮大なスケールで描いた中華ファンタジー。匈奴の少数部族・羯族の小胡部を統率する小帥の息子として生まれたベイラが、一角と出会ったことで転機を迎えて、一度は奴隷に落とされたりする中で、どうすればいいのかを常に見極めながら、徐々に取り立てられ立身してゆく展開は何が起こるのか分からないこの時代の雰囲気を感じますね。なかなか元気そうな妻も迎えてこれからどんな展開になってゆくのか、続巻に期待のシリーズです。

2021/11/16

はなりん

地名や名前がややこしく、どこにいて、誰がどうなってが分かりにくかった。霊獣(麒麟)の子の一角と胡人のベイラが出会い、戦乱の中生き抜いていく。霊獣が信を置いてるベイラが今後どうなるのか…、下巻へ。

2022/02/12

豆乳くま

篠原悠希さんの新シリーズと気軽に手に取ってしまったが、もっと気合いを入れるべきでした。五胡十六国時代(知識無し)虚実入り交じり、戦乱の世を辺境の一小帥から漢王劉淵に拝謁し平晋王となるまで。麒麟の仔、一角と逢い僥倖を得るが、麒麟が出て来るあたりや人名などから十二国記の雰囲気も漂うけれど、そこは信頼の篠原さん、どんな風に進むのかとても楽しみです。

2021/12/16

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