ビザール学園
ビザール学園 / 感想・レビュー
ゆのん
予備校講師から進学校教師へと転身した主人公を待ち受けていたのは暗雲垂れ込める学校と、一癖も二癖もありそうな教師達の面々。その中で起こる事件の数々。そして学校の怪談的な昔の事件。『クリーピー』を読んでいる人なら読む前からワクワクしてしまう。東大や医学部に合格者を多数輩出している進学後とはいえ我が子には通って欲しくない程のある意味『スゴイ学校』。実際の事件ならワイドショーに釘付けになりそう。読むのを楽しみにしていただけに真相が途中でわかってしまったのが残念。それともう少し『狂気』が欲しかった。
2021/12/21
Ayako
予備校の人気講師だった三隅は、東京郊外のある進学校の教師に転身する。新天地で彼を迎えたのは、旧態依然とした組織体制、そして不穏な噂話だった…。タイトルのビザールは、「怪奇な、奇妙な」という意味だという。三隅が当初感じた小さな違和感は、読み進めるにつれて、不気味な事実へ変貌する。平凡な人物が内に秘める狂暴性ほど、恐ろしいものは無いと感じた。ただ、クリーピーシリーズと比べると、スピード感と狂気を感じるような激しい展開に欠けていたのが残念だった。クリーピーシリーズで、妙な耐性が出来てしまったのかも知れない。
2022/02/01
巨峰
面白かったですよ。あの素敵な人は実はっていう展開で頭がおっつかないけどw表紙は凄くいいとおもいます。表紙だけで、おかわりできるくらい。
2024/01/30
hushi亜子
そこまで気味悪くなかったよ…残念 だけど、そんな人間だったのかという驚きはありつつ 1番気味が悪いのは平山だとは思うけど
2022/02/20
のりすけ
予備校の講師から私学の教師に転身したらそこで起きる連続殺人。あっさり風味で進んでいくため、もう少しドロッとした粘りつくような狂気や恐怖が欲しかった。
2022/04/02
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