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パラソルでパラシュート

パラソルでパラシュート

パラソルでパラシュート

作家
一穂ミチ
出版社
講談社
発売日
2021-11-26
ISBN
9784065260746
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パラソルでパラシュート / 感想・レビュー

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starbro

直木賞候補作『スモールワールズ』に続いて、一穂 ミチ、2作目です。タイトルと表紙のイメージと内容にギャップがありましたが、受付嬢と芸人の物語、面白く一気読みしました。最期にオチがあると思って読み進めたのですが、特にオチがないということは、続編もあるでしょうか? https://news.kodansha.co.jp/9020

2022/05/16

射手座の天使あきちゃん

30歳になると契約更新してもらえない派遣の受付嬢・美雨、そんな理由で派遣切りして良いのか…?は置いといて ひょんなことから知り合ったお笑い芸人の亨やその仲間たちとシェアハウスでの新生活を始める 夢や感動の少なかった美雨の生活は慈雨を得た花のように彩りを取り戻していく 大きな事件も感動のエピソードも無いけど、なぜかほっこり温かい いいですね!(笑)

2023/04/09

しんごろ

友達以上恋人未満というべきか、男と女の友情は成立するというべきか、さりげなく切なくもある世界観と人との距離感をどう表現していいのか…。出会いは突然やって来て、美雨の雨のような透明感のある素直な心が、亨はもちろん素敵な仲間と縁を結ぶのかもしれない。亨と出会って、美雨にとって本当に良かったと思う。逆に美雨と出会った人達は、美雨をほっとけない何かを見つけたのかもしれないね。1+1=3になるような人間関係に思えた。切なく思えたのは、安全ピンのネタのせいなのかもしれない。じんわりと余韻に浸れる物語だった。

2022/04/10

さてさて

『今舞台にいる人たちからは「好きなことをのびのびやっている」雰囲気を感じる』。”企業の受付に勤める29歳の美雨は、人生に惑い、未来にも漠然とした不安を抱えていた”という主人公の美雨が、『お笑い』に生きていく人たちと触れ合っていく様が描かれるこの作品。そこには、泣き笑いの人生を生きる人たちの物語が描かれていました。大阪の街の描写がとても魅力的なこの作品。『お笑い』の舞台裏に”お仕事小説”を見るこの作品。まさしく悲喜交々なストーリー展開と、物語中に登場するネタの塩梅に一穂さんの上手さを見た、そんな作品でした。

2023/11/30

うっちー

恋愛のない恋愛小説でした

2021/12/31

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