作家ごはん (講談社文庫 ふ 87-3)
作家ごはん (講談社文庫 ふ 87-3) / 感想・レビュー
やも
ごはんモノ小説って数多くあるけど、福澤徹三さんのごはんモノが1番好きかも💞この食べ物にはこのシチュエーションがベスト!ってのが多くて読んでてヨダレじゅるり😋作家と編集者と作家志望女子がすったもんだしつつ、ご飯食べる話なんだけど。これ作家先生の蘊蓄がもうたまらん…オモシロ楽しの美味しそう…お取り寄せグルメ多すぎだし、こんなんもう取り寄せるしかないじゃーん😭💞そんで本の蘊蓄も楽しい!!勉強なります、読んでみます🙇✨食いしん坊な読書家必読、読んで損なし徳ありの1冊🎵★5
2022/10/11
ツン
この竹林さんは自分自身がモデルなのかな?語るところは侠飯っぽい。
2022/02/21
ゆのん
『作家ごはん』というタイトルからしてグルメ小説だろうと思ったら大間違い。もちろんお取寄せグルメ盛り沢山でおなかはぐーぐー鳴りっぱなし。新米編集者が主役のお仕事小説でもある。大好きな本が出来るまでだけではなく、作家という職業のお仕事小説でもある。作家がどのように物語を紡いでいくのかがとても興味深い。淡い恋愛も発生するし、お勧めの小説リストも嬉しい。とにかく楽しさ満点の1冊だった。
2021/12/09
ジュール リブレ
『侠飯』から読み始めた先生の作品はどれも手軽な食材を使って美味しそうなレシピが満載。今日も夜中なのにお腹が鳴って仕方がない。東京駅から小一時間。高尾の山中に暮らす寡作の作家を訪ねる週末の日々が、これまた美味しそう。大いなる無駄なのかも知れないけれど、やはり食の楽しみは捨てがたい。少し手間をかけるだけで抜群の味わいに。小説の深みもこんなところから滲み出てくるものなのだな。
2022/01/12
Kazuko Ohta
てっきりエッセイだと思っていたら、めっちゃ小説でした。“侠飯”シリーズのファンならば誰でも好きになりそう。もう何年も新作を書いていないベテラン作家とその担当となった新米編集者、そして2作目を書けずにいる新人作家。ベテラン作家に焦る様子は皆無で、毎度旨い料理と酒で一杯やることに。確かに食事はいくらでも簡素にできるものだし、読書はしなくたって生きられる。だけど、そういった無駄こそが人生を楽しくするのですよね、竹林先生。本作に登場する商品どれも実際に入手可能なのが嬉しい。全品そろえて作ってみます。いざ、宴会だ♪
2024/10/21
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