あさきゆめみし 新装版(4) (講談社コミックスキス)
あさきゆめみし 新装版(4) (講談社コミックスキス) / 感想・レビュー
kiki
玉鬘の展開は原作で読んでいた時も『えーっ!』となったけれど、最終的にものすごく仲良くしっくりと夫婦になってしまうのは、人生の妙だなと思う。漫画になるとフワッとした部分に大和先生の解釈が入り納得の流れに。女三宮と柏木もそう。私の中では柏木の輪郭化ボンヤリしていたのが大和先生によってくっきりと。若さだわ…柏木、多分、女三宮と結婚しても、すぐに違うわ…となったと思うんだ。思い込みでそこまでいけるのが若さだけれど、その情熱で宮は恋というものを知るんだと思うと若さというものの美しい乱暴さが眩しくなる。
2023/04/28
律
子供の頃に読んだ時には、分からなかった発見がある。 この巻では、「出家したい」というのが、昔はよく分かってなかったのだけれど、大河ドラマ等で解像度があがったおかげで、紫の上を出家させない光源氏はひでーな。となった。 いや、元々、ひどいやつだっていう感想には変わりないのだけれども。
2024/04/14
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