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大怪獣のあとしまつ 映画ノベライズ (講談社文庫 た 129-5)

大怪獣のあとしまつ 映画ノベライズ (講談社文庫 た 129-5)

大怪獣のあとしまつ 映画ノベライズ (講談社文庫 た 129-5)

作家
橘もも
三木聡
出版社
講談社
発売日
2021-12-15
ISBN
9784065264072
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大怪獣のあとしまつ 映画ノベライズ (講談社文庫 た 129-5) / 感想・レビュー

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しんごろ

怪獣が突然、死んだ。死体のあとしまつであーだこーだする。なんせ腐敗、腐臭、膨張するから、そりゃ大変さあ。託されたアラタ、頑張れと応援したくなるけど、ユキノ、正彦の三角関係が典型的すぎ。ベタすぎるね。それにしても、政府の各大臣の思惑が絡んだ閣議が、堅苦しい閣議だと思い込んでたから、クスクス笑えて面白い。実際にこんな閣議だったら、怒る人いるかもね。怪獣のあとしまつの行方より、政府を皮肉った感じがある意味面白かった。この物語を読んで、ふと桂正和の『ヴォーグマン』を思いだした。

2021/12/29

シナモン

映画の予習。怪獣は死んだあとも何かと大変なんだなぁ。思ったより恋愛要素が多かった。チクリチクリと政治を皮肉ってるとこが面白かった。映画の評判はあまり良くないみたい…見ようかどうしようか迷う。

2022/02/06

海猫

巨大怪獣の死体の「あとしまつ」をめぐる騒動を描くノベライズ。序盤は災害後の日本を象徴する雰囲気もあり、悪くない。が、ギャグ的なことが始まるとどうもいけない。会話で可笑しげなことを言ってるけれど、面白味がよくわからない。空転する政治を風刺するような場面があっても、センスが幼稚で下品すぎ。とはいえ落ち着いたシニカルな語り口は効果的で、けっこう読める。ノベライズ作家の方は頑張ったように感じた。しかしカバーしきれなかったようで、後半の下ネタには眉をひそめてしまう。話の畳み方も酷いなあ。映画の評判の悪さに納得です。

2022/03/19

へくとぱすかる

そう言われてみれば、倒されて地球に平和がもどってきたあと、大怪獣の死体ってどうなるんだろう? って、考えたこともなかった。今までの特撮ドラマは、そこんとこをパスしていたのだ。漂着したクジラと同じなんだと気がつけば、スケール的にえらいこっちゃと気がつくはず。で、SFとして想定できることを拡大していくディテールが中心の作品として、物語がスタートする(はず)。ところでアラタって名前、怪獣ものならハヤタのパロディか? 恋愛の葛藤や政治家たちの茶番の方は、怪獣のでかすぎるスケールを前にすれば……そういうこと。

2022/01/21

ポチ

結構読ませてくれる所はあったけど、こういうものだと自分を納得させればそこそこ面白いかなぁ。ウルトラマンが観たくなった。

2022/03/21

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