リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side? (講談社タイガ)
リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side? (講談社タイガ) / 感想・レビュー
南雲吾朗
うーん、結局はそういう終わり方になるんだなぁ…。攻殻機動隊とマトリックスを合わせたような未来像。結局それが一番安定して平和なのかもしれない。WWシリーズもこれで終わりなのかなぁ…。
2022/06/20
やなぎ
WWシリーズ第6弾。バーチャルに移行した女性から、リアルの自分を探してほしいとの依頼を受けた、主人公のグアトとロジ。今回はイチャイチャは少なくて残念だ。途中でバーチャルの国家が独立を求める、みたいな急展開に、ついて行くのが難しくなったような、なんだか現実のどこかの国を見ているような。仕事が忙しくて集中して読めず、しっかり理解できていない(いつもの言い訳)。続けて2回は読まないので、皆さんのレビューで補完して、同時に買った次作に進む。70点。
2023/06/27
K
森博嗣さん良くこんなことを考え出せるなぁ。そしてこれはきっと未来の予知みたいなものなのだろう。なかなか難しいところもあったけど考えさせられました。
2022/04/21
まるぷー
リアルの世界とバーチャルの世界の境界の曖昧さを考えてしまう。ロジもグァトも二つの世界を行き来しているが、バーチャルにいる間のリアルのボディや人格はどうなっているのか?何かと住みにくくなってきた今の時代、何百年後かのこの物語のなかで人類は希望を求めてバーチャルに移行していると考える。そうなると、リアルの世界に残ったボディの存在価値はどうなるのか?人工知能が生み出した人間は果たして人間なのか?共通思考を構築してマガタ.シキが見据えた未来、読んでいた混乱してきた。
2022/07/04
えも
リアルとバーチャルの境界があやふやになり、人工知能同士にも諍いが生じる中、結局、コギトエルゴスムな状態でこの巻は終わる▼マガタ・シキの色が濃いなあ。森作品のシキものを全部読めば理解できるだろうか?▼でもロジがかわいいので救われる♪
2022/06/29
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