仮面の君に告ぐ (講談社文庫 よ 38-13)
仮面の君に告ぐ (講談社文庫 よ 38-13) / 感想・レビュー
mayu
和紗は目を覚ますと別人の身体に。そして自分は殺害された事がわかる。どうして自分は別人の身体に憑依したのか、自分を殺した犯人は誰なのか…。帯に大きく'イヤミス'と書いてあって、横関さんはハートフルな作品しか読んでいないので意外だなぁと思ったけど、うーん、これはイヤミスなのだろうか。確かに読み終わった後すぐ湧いた感情は「うわ、最低。」と思ったけれども…。読みやすく、色んな人を疑いながら先が気になる展開だったしラストにかけて驚かされたけど、色々と消化不良でなんだかすっきりしなかったなぁ。
2022/02/23
Junichi Yamaguchi
『復讐』… 横関さんのイヤミスは初かな? まぁ、なんといってもラストにやられた。 納得するかは人それぞれだと思うが… 個人的には横関さんの新しい一面を見れたので満足。。
2022/03/18
まつこ
最後の最後でびっくり…。そう思って読み返すと、確かにそれっぽい言動があるんですよね。心地良く騙されました。
2022/10/11
left7
久しぶりの横関さんです。私が今まで読んできた横関さんの作品とは違うタイプの結末でいい意味で裏切られた感がありこれはこれで良かったですが、(読む側の勝手で申し訳ないですが)求めていたものとは違っていた寂しさみたいなものも残りました。読みやすさはもちろん変わらず、普段読書をあまりしない方でもすんなり読めると思いますので、ミステリーの入り口としていいかもしれません。
2024/03/18
じーつー
「純愛&復讐劇だと読むうちに最後の5ページの衝撃が!」 「最高に最低なイヤミス登場」 「この小説が嫌いでも横関大を嫌いにならないでください」 おい、まさか、おい! お前か! 確かに最後の5ページで一気にイヤミスになった。 辻褄合わなかったり投げ捨てられたような設定があったりは少し気になるけど、真相を踏まえた上でもう一度読み返したら見え方も変わってくるのかな? いや、変わらないんじゃないかな? 犯人は誰なのか、タイムリミット付きで別人として生き返った和沙は選択をどうするのか。 普通に読めば面白かった。
2022/03/10
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