あきらめません!
あきらめません! / 感想・レビュー
うっちー
女性応援小説でした。色々な面で世界が変化していて付いていかなければ
2022/06/29
kotetsupatapata
星★★★★☆ 先月の「もう別れてもいいですか」に続いて垣谷さん連続読破。 前作ほどモヤッと感は無く、テンポ良く爽快な読後感。 まあ小説なので、上手く行き過ぎなのはご愛嬌でしょうが、この感情どこかで記憶があるかなと思ったら、老害男性議員や由香の義父を完全に悪者にして、ラストでギャフンと言わす 池井○潤を彷彿とさせる勧善懲悪なストーリー。 男の小生が言うのも何ですが、男なんて単純なものですから、ホイホイと煽てておいて、掌の上で遊ばせておくくらいでいいんですよ✨ それにしても幹夫はよく改心した👍️
2022/07/04
tetsubun1000mg
これまで読んできた垣谷さんの「定年オヤジ改造計画」「もう別れてもいいですか」など家族を描いたシリーズの集大成なのではと思ってしまいました。 古い習慣や人間関係から逃れられない地方都市を変えてくれるのは、東京などの都市で長く仕事や子育ての経験をした新しい考えの女性ではないか。 今作は巻末の参考文献も多く、市川房江さんがモデルのような女性議員も登場したり、解決策にクオータ制を取り入れたりと垣谷さんなりの解決策を提案された気がする。 小説としても一気に読み進んでしまい大変面白かった。 ドラマ化しそうな出来ばえ。
2022/07/10
まちゃ
地方再生と女性の社会進出を題材にした、垣谷さんらしい危機突破痛快小説。現実的には、なかなか難しそうに思いましたが、最後はハッピーエンドで、物語は面白かったです。自分は、いまさら田舎に戻りたいとは思わないけど。
2022/08/01
Karl Heintz Schneider
夫婦ともに還暦を迎えたのを機に、二人そろって退職し夫の母親の住む山陰の小さな村に移住することになった郁子。これからは庭で育てた花を愛でながら縁側でのんびりお茶の毎日だ!そんな第二の人生を思い描いていたはずなのに。村に蔓延るのは男尊女卑に服を着せたようなジジィばかり。虐げられている女たちを見ると心が痛む。自分には関係ない所詮は他人事。見ないふりをすればいいだけのこと、でも。やがて生来の負けん気に火が付いた郁子は同志の女性二人とともに閉鎖的な男社会に挑んでゆく。はたして彼女は、この村を変えることができるのか。
2022/08/08
感想・レビューをもっと見る