点 きみとぼくはここにいる (講談社の翻訳絵本)
点 きみとぼくはここにいる (講談社の翻訳絵本) / 感想・レビュー
けんとまん1007
子どもから大人まで、すべての人に読んでほしいと思う。それぞれの受け取り方は、いろいろだろうし、だからこそいいのだと思う。白黒のモノクロ調で書かれているが、これほど、色彩に富んだカラフルな本は、そうそうはない。そう、それは、ここで書かれている点がそれぞれ違うように、人は、みんな違うものを持っているから。いい、ただただ、いいなあ~と思う1冊。
2023/05/02
chiaki
白と黒の点のみで表現された、デザイン性、メッセージ性の高い絵本。訳は内田也哉子さん。今の世の中が抱える貧困や差別、移民の受入れ問題に繋がるストーリー。環境は違っても、互いを受け入れ認め合う世の中になれば、世界はもっと豊かに、そして広くなるはず。そうだよ答えはもっとシンプルなはず!だって同じ人間じゃん!!
2023/04/28
booklight
途中までは面白かったけど、なんだかオチがしっくりこない。政治臭がじゃまをする。
2023/07/23
ヒラP@ehon.gohon
白い点と黒い点が、何を象徴しているのかを考えると、いろいろに読み取れる本です。 差別、格差、民族、ジェンダー、思想、…。 黒い点の自分には多くの仲間がいて、社会を構成しています。 白い君にも多くの仲間がいて、また違う社会を構成しています。 2つの世界が融合していく過程を、黒い点と白い点だけで、戯れるようにして表現した絵本です。 最後に、白黒半分の点が登場する所が、この本の到達点でしょうか。 わかり合うこと、認め合うこと、ともに生きることの到達点は融合です。
2023/03/09
ヒラP@ehon.gohon
【再読】大人のための絵本
2023/03/15
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