決戦!賤ヶ岳 (講談社文庫 け 19-8)
決戦!賤ヶ岳 (講談社文庫 け 19-8) / 感想・レビュー
けやき
7人の作家が賤ヶ岳七本槍のメンバーひとりひとりを取り上げて描いたアンソロジー。どの作品も面白く読みました。
2022/05/17
ベローチェのひととき
決戦!シリーズ、3冊目。ネットで取り寄せて読んだ。7人の作家による7編の短編集。今回は賤ヶ岳の七本槍の7人がそれぞれの短編の主人公。賤ヶ岳の七本槍というと、加藤清正、福島正則ぐらいしか知らなかったが、今回他の5名についても知ることができた。賤ヶ岳の戦いについても秀吉側が絶対有利ということはなく、ほぼ互角で勝利がどちらに転がるかわからない状況だったことがわかりました。
2023/08/25
coldsurgeon
賤ケ岳の戦いを、個々の武将の視点から、様々な時代小説作家kの手により、物語として描くという趣向は、とても楽しむことが出来た。7本槍の勇士が、どれほどの功を挙げていたのかは知らなかったが、個々の人物描写は面白かった。次は、どのような企画だろうか。
2022/06/14
LaVieHeart
「賤ヶ岳の七本槍」と呼ばれた7人の七人七様の生き様を、七人の作家達が描いたアンソロジー。 この後歴史に大きく名前が残るのは加藤清正と加藤嘉明位で、関ヶ原や大坂の陣では福島正則と片桐且元が名前だけは出てくるかなというカンジだが、やはり秀吉子飼いの同年代となれば、生涯、悲喜交々な出世争いもあったのだろう。 賤ヶ岳についてこんなに詳しく細かく描かれた作品に出会った事がなかったので、死ななければ七本槍に名を連ねていたかもしれない石川平助なる人物に興味をひかれた。
2024/02/14
チャーリー
七本槍の生い立ちとそれからの人生が描かれている。際立った七人ではなく、数合わせの七人という話も納得できそう。清正、正則以外はそれぞれ悔しい思いをしていたというのもさもありなんというべきか。
2022/07/25
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