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円居挽のミステリ塾 (星海社新書)

円居挽のミステリ塾 (星海社新書)

円居挽のミステリ塾 (星海社新書)

作家
円居挽
青崎有吾
斜線堂有紀
日向 夏
相沢沙呼
麻耶雄嵩
出版社
講談社
発売日
2022-06-22
ISBN
9784065280652
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円居挽のミステリ塾 (星海社新書) / 感想・レビュー

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パトラッシュ

作家の読書遍歴や創作のきっかけを知られる対談はほとんどないので、実に面白く楽しかった。ミス研の先輩の話や本から学んだセオリーを自家薬籠中のものにしたり、自分の興味や趣味の対象を作中に生かす方法、あの有名作品がどうして生まれたかなど様々な裏話が語られたが、ミステリ好きには読むべき作家や作品がほぼ決まっていた自分の若い日とは随分違っている。ミステリのジャンルが狭かった当時は、漫画やファンタジーや南米系文学の影響など想像もできなかった。各方面で影響を受けた作家がミステリに参入し、枠を大きく広げているのがわかる。

2023/04/03

さっちゃん

円居さんがパーソナリティ、星海社の丸山さんが進行役となり、作家と対談したツイキャスでの配信を書籍化。「どのような作品を読んできて作家デビューに至ったのか?」「どのように作品を執筆しているのか?」をメインに話を進め、課題図書としてそれぞれの代表作を特に深掘りしている(ややネタバレありなので未読の場合は注意)。彼らの読書遍歴も丁寧な注釈があり読みたい本が増えてしまう。円居挽、青崎有吾、斜線堂有紀、日向夏、相沢沙呼、麻耶雄崇の6人のファンなら間違いなく楽しめるし、まだ未読でもきっと読みたくなる。そんな一冊。

2023/09/11

ハスゴン

対談集は読みにくく苦手だが、作者のルーツが知れて良かった。今後もシリーズ化してもらいたい。

2022/08/07

kitten

図書館本。円居さんの本、最近読んでないなあ。この方も京大ミステリ研だったのか。青崎さんのアンファルは、裏染シリーズの裏でずっと温められてた話。斜線堂さんは、天才。誰も真似できない。日向夏さんは物語が可変式で、どんどん変わっていく。相沢さん、mediumは狙ってこのミス取りにいった。そして、発想としては続編のimvertの方が先にできていたという。ラスボスは麻耶さん。変な作品しか出てこない。自分の好きなものしか書けない。作家さんや作品の裏側が知れてとても面白かったが、私にはミステリ書けないな。

2023/12/04

ガットウ

★★★★4.4点。麻耶雄嵩さん以外皆んな私より年下な作家さんだったので、時代背景などが良くわかって、とても面白かった!私も歳をとったもんだとしみじみと思いました。

2023/09/27

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