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望郷太郎(7) (モーニングKC)

望郷太郎(7) (モーニングKC)

望郷太郎(7) (モーニングKC)

作家
山田芳裕
出版社
講談社
発売日
2022-07-22
ISBN
9784065285565
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望郷太郎(7) (モーニングKC) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

「一体 何なんだ太郎…………「選挙」ってのは…………?」「王が国の代表を選ぶんじゃなく…………市民が投票して多数決で選ぶ事さ」「じゃあ代表を決める力がある分……王より市民が偉ぇのか?」「そうとも言える それを五百年前は民主主義と呼んでた」とはいえ、金で人は動く。あるいはそれ以上の力を持つ宗教組織が選挙を容易に支配する。初期化された世界は、たった五百年で、前世界のシステムと悪しき構造を急速に模倣していく。それに抗えるのは、前世界での失敗を知る太郎と、初期化された世界でまだ欲に塗れていない人達だけだ。

2022/09/24

ころこ

民主制と共和制の違いとか、徴税システムやインフレによる銭貨の不便さ、そのことによる為替や先物の導入とか、そういったものが揃っていない社会に紙幣が登場する不自然さは本作の先行きを危うくする。

2024/08/08

ミエル

聞こえのいい民主主義風刺が効きまくり。ついに紙幣が登場。ここまで進んだけど、ネガティブ要素も増えてきた。拝金主義の上級国民、奴隷に人身売買、悪魔の儀式あたりの現代の闇?都市伝説がサラリと登場。500年前の太郎の記憶として語らせればキワドい所まで描きこめちゃうのか。上手いなあ。ここまで書き込んで大丈夫?それにしても人生2周目の太郎はほんと有能。「より良いものを贈れるものが強いんだ」おっしゃる通りです。選挙をきっかけに新展開が…!早く続きが読みたいー。

2022/08/18

とんかつラバー

これまで集落の発生、奴隷制度、貨幣の概念など怒涛の人類史の一気読みだったが、ついに出てきた「選挙」!!教科書では民主主義の素晴らしさと選挙の公正性が書かれてたけど、その正体だよー!国母となったプリのやり方は人を動かす上で効率がいい。対して研ナオコみたいな髪型の女。こいつは真性の「悪」だぜっ!今まで敵対者はたくさん登場したけど、ここで初めて「悪い」奴の登場だぜー!太郎がどう打って出るのか次巻が待ち遠しい!!

2023/01/22

北白川にゃんこ

やはり宗教!宗教は人を支配しやすい!

2022/11/27

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