星占い的思考
星占い的思考 / 感想・レビュー
中玉ケビン砂糖
えー占いぃ? と思ってページを繰ってみたらとても面白い本だった(そりゃそうだ、『群像』に連載していたのならそれなりのものを書かねばならないのだから)。「占いはアリかナシか」という(肝の)問題についても決して一辺倒ではなく、ちゃんとクリティカルな視座を持って論じている。何より十二星座のそれぞれにまるでエピグラフのように文学作品の一節がひかれており、つい自分の所を一足先に覗いてしまうワクワク感があって楽しい。
2023/02/18
Hong Kong @新潮部2024
石井ゆかりさんは、やはり星座占いで出あったのが最初。肩書はライターとなっていますね。この方の文章にとても癒やされます。この本では、前半が12星座別のエッセイ、ここでは時折いろいろな本の引用がありますが、それを読むのは私にはちょっと難しそう。後半が星占いの世界観。位置づけ。”占いはアリか?”で、御本人が”ナシでしょう。”と答えているところが興味深い。今は風の時代で、その事に関する話も面白い。
2024/09/07
おさと
さすが、石井ゆかりさん!
2023/05/18
しょうご
オンラインイベントをきっかけに購入して読みました。文学作品の一部をフックとしてそれぞれの星座の持つ思考を解き明かしていくエッセイです。背中を押してくれるものとしてこれからも星座を活用していきたいです。
2022/09/22
なん
星栞からの重読。12星座をより深掘り理解出来たような気がする。近しい人達のことに思いを馳せながらページを捲った。それにしても感じるのは著者のおびただしい読書量だ。自分は題名しか知らなかった落語の「牡丹燈籠」も引いている。覚えておいて後で読もう。楽しみが増えた。
2024/01/21
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