人生ってなんだ (講談社+α新書)
人生ってなんだ (講談社+α新書) / 感想・レビュー
KAZOO
鴻上さんのエッセイ集です。この方のイギリスから戻ってきたころからの日常のちょっとしたこと、疑問に感じたことなどをわかりやすく書かれています。1990年代に統一教会にいた友人を救い出す話など、あるいは客員教授で早稲田大学での話、両親が教員で日教組でもあった話などを軽い感じで書かれています。肩を張らない感じなので読後感もいいと思いました。
2023/12/30
ehirano1
ポイントは「足るを知る」で幸せになれる。その際に「やりたいこと」ではなく、「失いたくないモノ」を考えるとよろし。因みに、答えが出る=考える≠悩む(≠答えが出ない)、なので、今どちらをやっているのか確認するといいとのこと。
2023/12/08
KEI
著者の相談コラムを読んでいて、語り口は軽いものの芯をくうアドバイスで好きだったので、こちらのエッセイを読む。語り口が人に寄り添いながら、馴れ合わず、上から目線でない。弱っている時に読むと元気がでてきます。今巻は生き方や人生にある親との関係、いじめ、夢との関わりなど皆考えていることに対してのアドバイスがある。三部作なので他も読もう。
2024/03/05
Roko
人生には様々な困難があります。そういうことに対して、古い日本人は「頑張ればなんとかなる」と言い続けてきました。でも、わかってしまったのです。「頑張ったって、どうにもならないこともある」って。立ち向かうより「逃げるが勝ち」ということだってあるんだということが、最近みんなの心に響いてきました。「いじめ」からも「あの宗教団体」からも、「逃げるが勝ち」だよって鴻上さんは言い続けています。ホントにその通りだって思います。#NetGalleyJP
2022/08/17
Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】
著者が27年間書いてきたエッセーから、選び抜かれたものを集めて出版された3部作の2冊目。宗教団体のマインドコントロールと批評精神、理解できないけどやってみるということ、現実の人生との折り合い、「生きる」とミニスカートなど、筆者独特な温かい視点で面白く語っている一冊。
2022/10/06
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