世界のまどねこ (講談社文庫)
世界のまどねこ (講談社文庫) / 感想・レビュー
マーム
世界の街角の窓に鎮座している、あるいは寝そべっている猫たちと、そこに通りかかった著者が対話をしている(かのような)本書。確かにカメラに向けられた猫たちの瞳は(中にはまったくカメラを無視している猫もいたが)何かを語りたそうにしていました。いや、その眼の輝きが既に何かを物語っているようでした。それほどに猫の表情は豊かであることに改めて気付かされた本書でした。ただただ猫の写真を眺めているだけで眼福。中でも気に入ったのは、片足をぶらりと窓の外に投げ出している姿の猫でした。この家の主人は自分であるというような風情。
2022/12/21
瑪瑙(サードニックス)
各国の窓辺にいる猫たちの写真とエッセイ。癒されました。なんで猫は窓辺が似合うのだろう?憎らしいくらい絵になります。猫には猫なりの理由があるのでしょう。お薦めです。
2023/04/09
こみっくま🍏OTONA JAM’S
YKK APのFacebookで【ねこまど】というコラムがあり、それをまとめ書籍化したもの。窓辺に佇む世界各地の猫ちゃんたち。猫に限らず窓辺とのドッキングはどこか物憂げな雰囲気を醸し出しています。でもここはプロの写真家。あくびをしたり、しっぽだけで挨拶したり、様々な表情を写してくれてついニマニマしてしまう。可愛い猫の鳴き声が聞こえてきそうなカラー写真集です。
2022/12/31
宇宙猫
★★★★★ 窓辺の猫は、ジッと何かを考えているようだったり、見張っているぞ!と言っているようだったりで想像力を掻き立てる存在だな。窓や格子の形も様々で楽しいし、ロケーション効果でにゃんこの可愛さも割増されて楽しさ倍増。
2024/05/09
れい
【図書館】世界を旅して出会った猫たちと、猫たちにはぜる思い。どの地域の猫も、猫は人種なんてものがなくて、外見はほぼ同じ。人間も毛があったら、これほどまでに人種差別なんて起こらなかったかもしれないとふと思いました。
2023/01/25
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