こどものころにみた夢 (講談社文庫 か 88-13)
こどものころにみた夢 (講談社文庫 か 88-13) / 感想・レビュー
シナモン
夢にまつわる12編のショートショート・アンソロジー。優しいもの、可笑しいもの、静かなもの、ゾッとするもの…いろんな夢を楽しめました。印象に残ったのは辻村深月さん。恐ろしすぎてそれこそ夢に出てきそうです💧一つ一つのお話にイラストがついてて、読み終えてまたそのイラストを見返すとなるほど〜と味わい深かったです。
2023/01/12
chimako
とても贅沢な文庫。12人の作家の短いお話に一人一人違うイラストレーターが挿し絵を提供。800円も仕方がないかな。夢の話だから不思議だったり、突拍子もなかったり、とらえどころがなかったり、え~っと思ったり。読みながら自分がこどもの頃に繰り返しみた夢を思い出した。何人もの友だちと火の見やぐらに登っていたら、その火の見やぐらが歩きだし、みんなで必死につかまっている夢。空は夕暮れ。仲良しの京子ちゃんの髪が揺れてるのも覚えてる。
2023/03/13
優希
童心に戻った気分です。子供の頃に見る夢はほっこりしていてちょっぴり怖くて。それでもほのぼのするんですよね。
2022/12/17
misa*
隙間時間にサクッと読める作品。夢に因んだ短篇。島本理生さん、辻村深月さん、西加奈子さんあたりが好みだった。
2023/02/09
ひさか
小説現代2007年1〜3、5〜12月号掲載の11編と書き下ろしの「さよなら,猫」を2008年6月講談社から刊行。2022年12月講談社文庫化。話自体はオチも何もない夢の話そのものなので、そんなに面白いものではなかったが、イラストレーター11人とのコラボが楽しい。西加奈子さんだけイラストは自筆!で面白い。
2023/05/06
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