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化物語(19) (KCデラックス)

化物語(19) (KCデラックス)

化物語(19) (KCデラックス)

作家
西尾維新
大暮維人
出版社
講談社
発売日
2022-11-17
ISBN
9784065296356
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化物語(19) (KCデラックス) / 感想・レビュー

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ゼロ

最終章のつばさキャットの話だけではなくなっている。原作のエピソードを持ってきて、漫画で培ってきた羽川翼の想いを全て載せている。羽川翼が挑む恋心。怪異であるが故に、100年までは良いという決着はいかに現実的である。また死屍累生死郞が最大の怪異としての登場はもちろん、キスショットの眷属として、彼女から選んでもらうのは良いだろう。神原駿河と忍の恋バナは良い。どれもが圧倒的な画力で描かれており、ドラマチックになっている。もうブラック羽川は、ほぼ裸体だけど羽川の潔白でありたいという白々しさがあり、エロくは見えません

2023/03/21

眠る山猫屋

委員長と障り猫、やはり表裏一体。真逆にも見えた阿良々木くんへの対応、阿良々木くんの生きていける世界をつくろう、そんな羽川さんの(あくまでも優等生的な)心、そしてその想いを支えようとする障り猫、さらに優等生では抑えきれない苛虎の炎。忍の提示した選択肢・80年後まで待つって云うのはなかなか素敵。羽川さんなら待てそうだし。まぁそれは自身も人間を完全に捨て去る選択肢な訳だが。そして姿を現した死屍累生死郞。眷属同士の対話、方や神原と忍の語り合い(殴り合い)。切ないが、待つ事も想いを伝えること。

2022/12/04

こも 零細企業営業

オリジナルな展開。キスショットの眷属の生死郎が関わって来るから混乱した。ブラック羽川もどの話なのか全くわからなかったから「つばさキャット」「猫物語 黒」「猫物語 白」を読み返してしまった。全部ごちゃ混ぜになってたな。そんなブラック羽川が阿良々木くんを襲って殺そうとするシーン。阿良々木暦の心情風景に出てくる戦場ヶ原ひたぎが超怖い。やる。彼女ならやる。後ろに書いてある文句もなかなかに過激。さらにこの時の羽川翼はキスショットの騒動の煽りを喰らった時から不死身だったんだ、、知らなかった。

2022/11/17

わたー

★★★★★化物語「つばさキャット」から「猫物語 黒」「猫物語 白」までをスムーズに接続したのだけでも素晴らしいのに、さらに終物語「しのぶメイル」の内容にまで踏み込んで、それでいて破綻なくストーリーテリングしているのが凄すぎる。特に、羽川の恋愛感情に、原作では読み取ることのできなかった、ファンも納得の回答を用意してくれているのがなんともニクイ。

2022/11/18

のぶのぶ

 一回読んだだけだとうまく理解できないことが多い。通して読み返さないといけない。怪異を見える形で表現してくれるので、いろいろな思いがあり、思いと思いがぶつかるのだろう。うまく感想が書けないので、、、。

2022/12/10

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