KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

宝石の国(12)特装版 (講談社キャラクターズA)

宝石の国(12)特装版 (講談社キャラクターズA)

宝石の国(12)特装版 (講談社キャラクターズA)

作家
市川春子
出版社
講談社
発売日
2022-11-22
ISBN
9784065297339
amazonで購入する Kindle版を購入する

宝石の国(12)特装版 (講談社キャラクターズA) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

うさぎや

月での希望と地上での絶望、そして等しく与えられる無。でもほんとうにこれでいいの?

2022/11/22

KAKO

ひゃ~、すごい話だよ。あまりの時の流れにぼぉっとなる。スケールが違う。新刊が出るたびに、最初から読み直していたが、今回は11巻から読み直し。この話、最後はどうなるのかな。いろいろなことがはっきりした12巻だった。それにしても、フォス…。

2023/02/13

真霜

きみはついに「特別」になったのだ。人間として存在し始めるフォスはかつての仲間たちを次々と破砕していきます。金剛に祈らせるために、自分という理由を証明する為に。エクメアの本当の名前も明かされつつ、物語は佳境へと突入します。そしてかつては戦いの日々に明け暮れていた宝石と月人は互いに手を取り合い、個体差は薄れ淡く溶け合う姿へと。一万年という長い時間の檻にひとり閉じ込められたフォスとの対比があまりにも残酷でした。いよいよすべてを飲み込んだフォスが祈る中に救いはあるのかとはらはらしてしまいます。

2022/11/30

NOJI

つらいつらいつらい。 救ってあげたい。

2022/11/24

azi_tarou

表題をかなぐり捨てて、遥か彼方まで遠ざかってしまった寂しさとやるせなさを感じる。かつて愛着を抱いたキャラクターたちはアイデンティティを脱ぎ捨て、約束された無の到来までパーティーに興じる。着飾るのはかつて自身の身体だった宝飾品。どこまでも豊かで満ち溢れ、無常でグロテスクな月での暮らし。一万年の狂騒と孤独はたった数話に圧縮され、この巻のラストに「宝石の国、完!」と掲げられても納得せざるを得ないし、逆に「ここからが真の宝石の国だ!」と言われても否定できない。もうあの頃の面影は全く無い。誰だろう。かわいいね。

2024/04/29

感想・レビューをもっと見る