藤田和日郎 黒博物館 館報 ヴィクトリア朝・闇のアーカイヴ (KCデラックス)
藤田和日郎 黒博物館 館報 ヴィクトリア朝・闇のアーカイヴ (KCデラックス) / 感想・レビュー
活字スキー
劇団四季によるミュージカル『ゴースト&レディ』も絶賛上演中という、藤田和日郎の傑作伝奇浪漫『黒博物館』シリーズの舞台となるヴィクトリア朝の社会制度や文化、時代精神など多角的に解説。歴史的な資料だけでなく主要キャラクターの紹介や直筆の考察スケッチも収録され、シリーズを既読の人もこれから読もうという人も楽しめること間違いなしの充実した内容。藤田作品特有の熱いドラマも、こうした入念な下調べによって支えられているのだと知ることも出来てとても興味深く読むことができた。
2024/05/20
冬桐
シリーズ買いをしているので、待ち望んでいた一冊。 ヴィクトリア朝時代といえば、色々な作品のモデルや世界観になっている時代であり、様々な物や事が発達していた時代 物語のキャラクターたちにフィーチャーしつつ影を中心に文化を解説されていてとても面白い一冊。 歴史と文化の勉強になるし、作品を楽しむお供にしてもよし。 ナイチンゲールしかり、メアリーシェリーしかり、彼女たちの背景がわかり、もっともっと調べたくなる一冊。
2023/08/01
END
藤田和日朗の「黒博物館展」を観に行った勢いで購入。『黒博物館』を裏付ける為のヴィクトリア朝の情勢や風俗、オカルトなどなどを知ることによって、見識が深まると同時にもう一度漫画を読みたいと思わせるものでした。学生時代は世界史なんて嫌いだったのだけど、こうやって物語から入っていくと学ぼうと思えるのが不思議。授業では教えてくれない当時の人々の暮らしがありました。
2024/12/01
keisuke
面白かった。ほとんど史実とか、基にしたフィクションだったのか。
2023/07/04
F4ふぁんとむ
漫画の副読本としては、読み応えあり。
2023/06/30
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