おはなしサイエンス バイオミメティクス(生物模倣技術) マンボウ、空を飛ぶ
おはなしサイエンス バイオミメティクス(生物模倣技術) マンボウ、空を飛ぶ / 感想・レビュー
Midori Matsuoka
今気になっているワード「バイオミメティクス(生物模倣技術)」について物語仕立てで書かれている作品。「おはなしサイエンス」というシリーズになっている。 虫好きの照太とマンボウ好きの華が近所のパティスリーの壁がきれいな秘密を探るうちに明らかになるバイオミメティクス。 生き物や自然界の知恵を生かした技術ではあるけれど、生き物たちが人間の役に立っているのではなく、虫のすばらしさから学ぶ、という研究の視点を大事にする「虫の代表」照太がいい味出している。 マンボウの体の構造を生かした飛行機に乗れる日も近い!?
2024/02/13
Eri
娘小5図書館。 バイオミメティクス(生物模倣技術)について。 カタツムリの殻って、そんなふうになっているのか! 「役に立つ」という言い方より、「すばらしい能力を持っているから、たくさん学ぶことがある」という言葉の違いに喜ぶ照太がいいな。 これから、いろいろな研究がされて、便利なものが作り出されていくのだろうけれど、同時に地球環境科学や共生についても目を向けられるようになるのが大切だと思う。
2023/07/21
ゆうぴょん
小6娘。おはなしサイエンスシリーズ。なかなかいいです。バイオミメティクスなんて言葉は母は初めて知りました。 が、ある意味の擬態ですね。生物の特性を人間の技術として活かす。キラキラのチョコレート食べてみたいし、汚れない壁の技術が昆虫の生活形態から…という工夫。 物語としても面白く、サクサク読める。娘、理科の学習のためになるといいな。
2023/04/23
チタカアオイ
【図書館】
2023/07/29
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