漫画版 徳川家康 4 (講談社文庫 よ 47-4)
漫画版 徳川家康 4 (講談社文庫 よ 47-4) / 感想・レビュー
のぶのぶ
築山御前と信康の悲劇。築山御前が今川義元の姪であり、信康の正室が信長の娘。確執もあるし、築山御前の我儘さ、家族を次々失う悲しさ、家康も織田家にとなると、こういう悲劇になってしまうのだろう。信康も母と妻の間、父とも浜松と岡崎と離れていての悲劇。今の大河ではどうやってもっていくのだろう。長篠の戦いでは、鳥居強右衛門や奥平氏の活躍が描かれ、高天神城の戦いでは、捕虜になっていた武将も描かれ、忠臣とはいかにと描かれている。命をかけての諫言する部下がいることも大切。なかなか内容が詰まった巻。
2023/03/18
ユー
武田勢との戦い、表面化した戦いと裏での戦い。単純な「戦」と言う表現では片付けられない。
2023/10/03
kadocks
築山殿、信康、大岡弥四郎と家康にとっても汚点である大事件が中心の4巻。どうしようもない馬鹿ヲだった信康に恨み辛みを抱き続けた母親の築山殿。それに漬け込んで謀反を起こそうとしていた大岡弥四郎。物語としても中盤のクライマックス、家康の信康に対する想いは泣かせる。いやそれ以上に無駄に殺される何人もの政治の道具にされたり、酷い扱いをされて殺される子供や女性たち。戦国時代の別の顔が描かれて残酷で無惨だ。武田や上杉が滅ぼうと歴史の中で無惨に殺させる人々を見ると辛いよね。それにしても去年の大河は滅茶苦茶だったな笑
2024/03/29
はる
家康、築山、信康はお互いどう思っていたんだろう。意外にも家康は悲しんでいた
2023/11/04
bittersweet symphony
大賀弥四郎の最後を筆頭にグロテスク描写が目立った巻になりました。大賀や築山御前などは特に山岡荘八の創意工夫がごっそり入っている感はありますね。
2023/03/17
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