漫画版 徳川家康 5 (講談社文庫 よ 47-5)
漫画版 徳川家康 5 (講談社文庫 よ 47-5) / 感想・レビュー
のぶのぶ
本能寺の変、伊賀越え、小牧・長久手の戦い、石川数正の出奔と盛りだくさん。秀吉も戦上手、機を見ることができるが、家康の小牧・長久手の戦いの戦いにはあっぱれ。石川数正にもあっぱれ。「大将というものはな、敬われているようで、その実、絶えず家来に落ち度を探されているものじゃ。」「家来というものは禄でつないではならず、機嫌をとってはならず、遠ざけてはならず、近づかせてはならず、怒ってはならず油断させてはならない。」「心服は事理を超えたところから産まれてくる。感心させて感心させて好きでたまたなくさせていくのじゃ。」
2023/03/18
ユー
本能寺の変から小牧長久手の戦い、時代は信長から秀吉へ。君主が変われば政策も変わる。信長と秀吉、やはり人の中身や性格も異なるので舵取りもさぞかし大変な事かと。
2023/11/03
go
おもろすぎる
2024/06/30
kadocks
本能寺の変から北条との会見まで。徳川サイドから見た本能寺後、家康と秀吉との駆け引きが描かれる。絶妙な紐の引き合いで今のような通信がない時代、ノンビリしながらもヒリヒリする状況だったようだ。山岡荘八版を読むつもりはそもそもなかったが、横山版の漫画でこんなに面白いのなら傑作の評はわかる。そんなに時代小説読んでないので家康と言えば「影武者徳川家康」くらいの知識しかないが、この先の史実がどう描かれるのか、とりわけ秀吉後の冬の乱、夏の乱が楽しみになってきた。
2024/03/31
bittersweet symphony
前半戦の裏主人公 信長夫妻はあっさり死亡(ゆえ横山信長本の再刊希望)、濃姫が本能寺で死んだことになっていますがやはり信憑性のある説ではないようです(お話としては面白いですが)。出てくる人たちが他人の言動を裏の裏まで読んで対処しているのを見るにつけ、ちょっと盛りすぎなのではなどと思ったり。
2023/03/17
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