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江ノ島奇譚

江ノ島奇譚

江ノ島奇譚

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2023-05-24
ISBN
9784065312056
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江ノ島奇譚 / 感想・レビュー

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さつき

江戸時代の江ノ島詣でがどんなものだったのか、その一端が見え楽しく読みました。稚児ケ淵って昔から不思議な名前だと思っていましたが、その謂れは知らなかったので、びっくり仰天でした!考えてみると岩屋にお詣りしたのはもう4〜5年は前かなぁ…久しぶりに江の島散歩したくなりました。

2023/06/24

雪紫

意外かもしれないが高田さん初の時代小説。不思議とさっぱり読みやすいが、想いや稚児の悲劇や、情念には惹き込まれるところも・・・。そしてまさかの狂言まで作ってる。これが面白いので、是非光景を見たくなる。

2023/08/10

ポチ

江ノ島の不思議な話。も、良かったが、刀の小狐丸誕生を描く、狂言の「小狐丸異聞」は楽しく読みました。

2023/06/17

モモ

江ノ島の江島明神に関する奇譚。立派な僧になりきれず、お初の稼ぎで暮らす勝道。藤沢宿から片瀬へ抜ける江島道で出かける。「稚児ヶ淵」の悲しい出来事。鎌倉の建長寺の立派な僧の自休が、百日参りで江ノ島に来た際、白菊という名のお稚児さんに一目惚れする。その白菊が稚児灌頂すると聞いて恋文を出し、そして起こる悲劇。それにしても稚児灌頂がむごい。その稚児ヶ淵で起きる怪異。次は、帝に奉納する刀にまつわる通し狂言。こちらも楽しめる。ちょっと読みづらいが、江ノ島の江島明神のことがよく分かる。江ノ島に出かけたくなりました。

2023/08/01

よっしー

高田さんの新作とのことで、読んでみました。QEDシリーズが好きな身としては、純粋な歴史物の奇譚というのは少し読みにくい…と感じてしまいました。ただこのお話、創作ではなく伝説として残っている物だったようなので、それを知ってから読んだら、もっと楽しめたのかなと思いました。 とはいえ、後半の刀鍛冶のお話は、一時期自分の中でも刀剣ブームが来てたので、それを思い出して楽しめました。

2024/08/09

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