悪貨 武商繚乱記(二) (講談社文庫 う 57-39)
悪貨 武商繚乱記(二) (講談社文庫 う 57-39) / 感想・レビュー
やま
大阪東町奉行所同心の山中小鹿の活躍の物語です。小具足術の遣いて山中小鹿は、新任の東町奉行・中山出雲守時春の期待に応えるべく大阪の豪商淀屋の周りを探索し…。東町奉行所の与力、同心のうち中山出雲守に付けられたものは小鹿を含め与力二名、同心三名です。そのうちやる気があるのは小鹿のみです。他の者は、中山出雲守が大阪を離れる時に解任さるので投げやりです。淀屋は、西国大名を中心に年貢米を担保に金を貸し、いまや徳川幕府をしのぐ金を貸しつけています。この当時の利息は、年二割です。
2023/06/17
ガットウ
★★★3.8点。今回ビッグネームが出てきたけど、着地点が全く見えない。とりあえず次巻を待つしかないか。
2023/05/13
まさ
豪商淀屋の悪事を明らかにするために老中、お奉行、町方同心らが密かに奔走する。今後、どうなっていくか楽しみなシリーズ。☆4.1
2024/07/25
XYA
シリーズものでも、大抵一冊の中で起承転結話がしっかりまとまってる印象のある作者だが、今作はどうもかなり壮大で入り組んだシリーズなのかもしれない。 少なくとも第二巻は、話の途中で終わったような読後感。一冊の読み物としては、消化不良の感が拭えない。
2023/07/01
goodchoice
やっぱり上田さんは意地悪話が好きなんだなぁ。
2023/06/07
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