漫画版 徳川家康 7 (講談社文庫 よ 47-7)
漫画版 徳川家康 7 (講談社文庫 よ 47-7) / 感想・レビュー
のぶのぶ
大御所時代、大坂冬の陣。家康の思いがなかなか秀頼に伝わらない。浪人の勢いや淀君の感情に流されていく。大坂方も真田幸村の方も思惑通りには進んでいかない。いよいよ次巻で完結。大坂城の堀も埋められ、いよいよ最後の時。家康も安心して死ねないと嘆く。関ヶ原や大坂の陣までの過程は、本当に面白い。司馬遼太郎さんの「関ヶ原」「城塞」、伊東潤氏の歴史小説も読んでいるので、興味深い。山岡荘八さんの徳川家康を読むことはできないが、漫画で一通り読むことができて良かった。
2023/06/25
ユー
いよいよ大詰めへ。戦は避けたいのに、そうはさせてくれない世の中。家康の苦悶がとても伝わって来る巻でした。
2024/05/13
go
古本屋で安く売ってたのでいきなり7巻から。予想以上に面白くて驚いた。家康というと腹黒い策略家のイメージもあるが、この漫画では非常に思慮の深い、戦を回避し平和を維持しようとする人物に描かれている。そう言われると確かに関ヶ原の戦いの後、秀頼を殺さなかったのとか、秀吉の遺言に忠実だったとも言える。実際非常に常に深い一面はあったのだろう。結局情をかけた結果、それが後々戦の元になっていくのは可哀想でもある。面白かったので早速1巻から注文した。
2024/01/28
kadocks
大坂の陣。豊家、将軍家、家康と一般的な歴史で知っている事を超えて描かれるのでただただ面白い。実際に家康は不義について考え抜いていたよだろうか。不義を行えば必ず天罰を喰らう。善因善果、悪因悪果は不動の理。儒教的な考え方は確かにあっただろうし、山岡荘八の考え方なのかもしれないが、そうあって欲しいと思わせる説得力がある。当時74歳とな。確かに凄い人物だ。それにしても大河で家康を松潤にしようと考えたNHKのプロデューサーバカだな。
2024/04/01
bittersweet symphony
名前が出ているといつも思い出すが、中学1年だか2年だかの日本史の試験に戦国武将の名前を2人書けという問題が出ていて、蒲生氏郷と木村重成と書いたら、蒲生はマルで木村はバツだったことがあります。
2023/05/18
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