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望郷太郎(9) (モーニングKC)

望郷太郎(9) (モーニングKC)

望郷太郎(9) (モーニングKC)

作家
山田芳裕
出版社
講談社
発売日
2023-06-22
ISBN
9784065320136
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望郷太郎(9) (モーニングKC) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

「太郎にはブシフと同じ匂いがある マーを使って人を支配しようとする匂いが……な」太郎は否定する。五百年前の自分とは違う、と。歴史を知る太郎は、だからこそ貨幣の汚さを知っている。あるいは誘惑をも。知っているからこそ抗えると太郎は信じているのだ。しかし、遺跡から発掘されたチェーンソーを恐怖の道具として用いる太郎は、やはり前世界の価値から抜け出せていないのではないか。前世界の価値に抗うことで生まれる知恵こそ、太郎の武器となるはずなのに。

2023/07/14

ミエル

選挙に向けて太郎、パル、ハッタ、三人三様の動きが加速、3人バラで動いていても利害と目的はブレない信頼関係が頼もしい。死の商人ブシフも登場、選挙の票取り、陣取りもえげつなくていい感じ。表に出ない世界の闇だけを拾い集めるとこんなかもしれない。今後の展開にワクワクしかない。

2023/07/04

北白川にゃんこ

ガソ!ガソ!ガソリン!

2023/08/26

4 新刊読了。マーを発行してマリョウを牛耳る支配者層の筆頭であるブシフと一時手を組もうとする太郎だが、そのせいでプリやハッタの信頼を損ねてしまう。決裂には至ってないが、プリやハッタの方が感情的には共感できる。やっぱ富や権力のために非人道的な行いも辞さない人間とは付き合えないよね。ガソリンの精製で形勢逆転を狙う太郎だけど、ブシフと同じ匂いがするというプリの嗅覚を裏付けるような道を進んでいるような気がする。そもそも、資本主義の欠点を克服するユートピアなんて夢想すらできないんだよな…いずれ破滅に向かう宿命では。

2023/07/21

ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち

ガソリンができてもブレイクするーは一瞬で維持できなそう

2023/06/22

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