どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫 ひ 17-37)
どちらかが彼女を殺した 新装版 (講談社文庫 ひ 17-37) / 感想・レビュー
夜明けのランナー
遺留品や人物や物に留意しながら推理し、多分この人が犯人だよねーと自分なりに納得して読了。おいらはもうわかってんだよねーと思いつつ、教授と助手へ会いにいく。そして『どちらが彼女を殺した?』に作品名が変わったことは言うまでもありません。
2023/11/02
あさみ
「あなたが誰かを殺した」と間違えました…。持ってるのにと思いながら再読?しました。あまり加賀さん出てこないから忘れそうですが、加賀シリーズです。細かいところ忘れてたので、康正と加賀さんが同じくらいの年齢だったことに驚きました。家族でも知らない顔ってあるよね。真相がどうかなんて、その人が亡くなってるのに本当なのかどうか分からない。それでも真相に気付いてしまうなんて…かっこいいよ加賀さん。いまだに阿部寛でイメージ出来ないけど。早く新刊読みたい。タイトル間違わないようにしないと。皆さんも気を付けてくださいね!
2023/09/21
多喜夢
時代背景が懐かしい。結論は読者には明らかにされない。もともと理詰めの推理小説は苦手なので、二人の警察官の心の移ろいが分かったので、それでもいいかと思った。
2024/02/12
おりすと
1つの事件に2人の容疑者、とてもシンプルな構成ですが、本作はその真相を追う探偵役も2人おり、一方は被害者の親類で復習を願っている(そしてもう一方はその復習も止めなければならない)とくれば、複雑性は結構なものですね。題名の通り「どちらが殺したか」に終始する話でありながら、最後の最後まで断定させるカードが伏せられているのも絶妙でした。結論が、なんと本文中では明言されていないのも驚きましたが、背理法で確定できるとは……こういう“読者への挑戦”の仕方もあるんですね。とても面白かったです。
2023/12/06
YG
読者への挑戦で有名な作品 身構えながら読んだけど、しっかりフェアに書かれてたので解けた。 論理パズルが好きな人は是非。
2024/03/25
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