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大樹館の幻想 (星海社FICTIONS オ 1-03)

大樹館の幻想 (星海社FICTIONS オ 1-03)

大樹館の幻想 (星海社FICTIONS オ 1-03)

作家
乙一
出版社
講談社
発売日
2024-09-19
ISBN
9784065360231
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大樹館の幻想 (星海社FICTIONS オ 1-03) / 感想・レビュー

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starbro

乙一は、新作中心に読んでいる作家です。 本書は、ゴーストハウス・ファンタジー・ミステリでした。 もう一捻り欲しかった気がします。 https://www.seikaisha.co.jp/information/2024/09/05-post-taijukan.html

2024/11/06

いつでも母さん

胎児と会話しながらって感じは良かったんだけど・・申し訳ない。『乙一史上初となる❝館もの❞本格ミステリ、堂々の落成!』の帯に誘われたものの、私の読解力不足ゆえ面白さが掴めずただ字面を追う読書になってしまった次第。穂村時鳥が産んだ子はツバメと言う。。。

2024/12/19

オフィーリア

“乙一の本格館もの”これだけで既に心惹かれる一冊。怪しい館を舞台に自らのお腹にいる胎児の声に導かれながら推理をすることに。未来を変える為の推理というSF要素と作中に漂う幻想的な雰囲気が噛み合いながら、最終的には図解乱れ飛ぶ良き本格として走り切ったお見事な一冊。

2024/11/18

星野流人

乙一さん史上初の“館もの”本格ミステリ。乙一さんには館ものみたいなガッツリ本格ってイメージはなかったので、どうなるんだろうな〜と思っていたのですが……いきなりお腹の中の胎児から声をかけられるところから始まり、「乙一すぎる!」となりました。設定からしてファンタジー色を絡めた物語でしたが、館内で起こる事件の真相や、胎児の知る世界とのズレの正体などは全て合理的に説明がつけられ、紛うことなきミステリ作品でした。館ものらしい遊び心を感じさせるトリックもあり、そもそも大樹を囲む螺旋状の館そのものがワクワクさせられます

2024/10/20

さっちゃん

乙一さん初の本格館ミステリ。「大樹館」で殺人事件が発生。住み込みの使用人として働く穂村時鳥が容疑者となるが、お腹の中の胎児の声を頼りに未来を変えるために推理していく…。/えっと…、この設定で大丈夫?という心配をしたものの、すんなり設定を飲み込んで大樹館の世界へ。現場の見取り図があるのが嬉しい(ないとわからなかったと思う)。最初の殺人が起こるまではゆらゆらした雰囲気に読むスピードも上がらなかったが、事件発生以降はグッと引き込まれた。胎児のアドバイスにより未来で確定している過去と違いが出てくるのが面白かった。

2024/12/27

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