獣の奏者 完結セット 全5巻
獣の奏者 完結セット 全5巻 / 感想・レビュー
Kuppa
壮大で完璧な物語。そこは王獣と闘蛇と人が住む世界。主人公のエリンは、波乱に満ちた人生を送りつつ、命を賭して、国の成り立ちの秘密に繋がる王獣の生態を解き明かしていく。人の生き様について深く考え、よく知っている著者だからこそ描ける物語だと思う。全編を通して、エリンの強さや迷い、決意、家族や王獣への思いを感じながら一気に読み進め、気づいたらあっという間に読了。大人になってもこういう深みのあるフィクションは大好き。
2022/11/24
えな
再読。後半はいくつかのシーンを断片的に覚えていただけだったようでかなり新鮮に読めた。そうか、そういう展開だったか。上橋作品は折に触れ読み直ししたいなと改めて。というわけで精霊の守人シリーズも読み直しますかね。
2019/04/22
みーこ
★★★★★ 再読です。
2021/02/22
まこと
最後が泣けました
ふらみんご
1巻から、完結編、そして外伝までを一気に読みました。 エリンが、少女から、女性へ、そして母へと成長していく姿を、丁寧に描き出している。 人と獣の間には、大きな隔たりがある。 でも、その溝を、相手をもっと知ろう、もっと理解しようという気持ちで、その距離を縮めていった。 なぜそう在るのかを解き明かすには、人の一生は短すぎる。 しかし、エリンが灯した松明は、これから先、永遠に続いていく。 そうなることによって、その謎は、徐々に解き明かされていくことでしょう。
2015/04/23
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