結婚しないかもしれない症候群 男性版
結婚しないかもしれない症候群 男性版 / 感想・レビュー
zakuro
メディアから受ける本人の印象が良くないと、大抵その人の作品も合わなかったりするのだけれど、タイトルに惹かれて読んでみた。1996年発行だけに出てくる男性がみなバブルの余韻を漂わせていて、まだ30代なので余裕をかましているが、20年経った今果たして彼らは?と意地悪く想像してしまう。それぞれの「なぜ結婚しないのか」が結構赤裸々に語られていたけど、殆どが作者の周りにいるお坊っちゃまで特殊な例が多かったのと、手近な取材で済ませてるなあという印象。「…の私である」って表現が頻発し、読んでいてうるさく感じた。
2017/01/24
1977年から
1998年
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