眠れるレタス姫
眠れるレタス姫 / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
あの天野喜孝の描いた絵本。真夜中の台所で野菜の妖精達のパーティー。可愛い内容だが、天野喜孝の筆なので、綺麗ながらも激しい躍動感がある。レタスというのがなんとも良い。天野さんのタッチに合っている感じ。レタス姫と彼女を発見した妖精のダンスで終わるのだが、どこと無く淋しい様な終わり方も良い。萎れる前のレタスは綺麗だ。
2014/03/19
辺辺
ふわふわとしてて可愛らしい絵本です。ちっこい芽キャベツと優雅なレタス姫のダンスシーンがなんともリリカルで爽やか。ダーク色の天野さんの作品も好きだが、こういう優しいタッチのがもっと好きかも。癒されるな。子供にも読ませよう。
2024/11/09
蝶々
◎そやったそやった。キャベツゆうたらレタスやの。レタスゆうたらレタス姫やったわ。レタス姫やなんてふざけた名前やねんけどどうってこと無い物語やねんけどアタシはこの絵本が大好きやわ。そやから何度もこの本を広げて絵を鑑賞してレタスを頬張るのよ。レタス姫を見ながら食べるレタスは格別に甘いわ。悲鳴もマヨネーズ。
2009/06/17
ミカ
ちょっと昔にNHKでやっていたアニメ「やさいのようせい」の原作。「やさいのようせい」大好きで毎朝見てたなあ。芽キャベツもかわいいけど、ガーリックが1番好きでした。キッチンの隅、真夜中に目覚める野菜たちがわちゃわちゃしてると思うと、とても楽しい。朝起きてキッチンになにか違和感を感じたら、それはやさいのようせいたちの仕業かもしれない。
2012/10/30
たかとう
みんなが踊り出す真夜中。芽キャベツの精が気になった萎びた葉っぱの中にいたのは、美しいレタス姫でした、というお話。ストーリーは正直どうってことなかったんですが、天野喜孝氏が描く明るくやわらかい線のイラストを楽しむにはいい感じかな。私はもっとダークないかにも天野さんというイラストのほうが好きだけれど、こちらもふんわり可愛かったです。
2009/05/13
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