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はじめての老い さいごの老い

はじめての老い さいごの老い

はじめての老い さいごの老い

作家
立松和平
出版社
主婦の友社
発売日
2010-05-28
ISBN
9784072735190
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はじめての老い さいごの老い / 感想・レビュー

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しゃんしゃん

独特な味わいのある語り口のコメンテーター、作家の著者が自らの体験を通して老いを考える。人は誰しも歳をとる。生老病死の苦しみを解脱する方途を探ったのが仏教。道元に縁し永平寺に、万葉の法隆寺にと仏道修行を続けた。人生の現在位置ーYOU ARE HERE ー 自分が今どこにいるのか を問うことも大切と説く。 世界を襲っているグローバルスタンダードの荒波は命の価値まで決めていると憂う。1年の3分の2は旅で過ごした著者は今も日本の世界の何処かを旅しているだろう。

2016/02/11

エリザベス

ニュースステーションに出演されていたと思う。独特の語り口が印象に残っている。なくなられていたのは知らなかった。

2024/02/17

すうさん

立松和平の自伝的な本。公務員から作家になり文筆活動に集中するため上京したのち、地元に残してきた両親や両親の介護についての話、また晩年体に変調をきたしながら騙し騙し登山や講演活動を続けてきたこと等老いと絡め綴っている。だが立松の行留62歳はあまりにも突然。絶筆となってしまった。「老いとは誰もが通過するもの。若さを失うのではなく、ただ通ってくる道である」という言葉が素晴らしい。だから失っていく若さに執着することは苦しみを増すということだ。あとがきに作家になった息子の文章「不在感の不在」が静かに胸に響いた。

2021/12/16

Hattolis

老いは誰にとっても、初めてで最後の経験ですよね。立松和平さん、亡くなっていたんだ。。。。初めてで最後の老い、そして最初の死、読み終えてから亡くなっていた事を思い出しました。

2010/06/30

コージ

2021/07/18

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