道玄坂怪異 サブライン707 (すこし不思議文庫)
道玄坂怪異 サブライン707 (すこし不思議文庫) / 感想・レビュー
夢追人009
木原浩勝さんと松田朱夏さんの合作ホラー中編ファンタジー小説なのですが、ウームな出来栄えでしたね。最後まで読んでも未完結で内容も中途半端な印象ばかりが心を占めて珍しく褒めるのが非常に困難な作品でしたね。タイトルは懐かしの名作漫画「サブマリン707」のもじりですが、そこから何も発展して行きません。主人公・二里(ふたさと)の人の額に〇が浮かぶのが見える能力も意味は不明だしヒロイン・ナナは可愛い物の「パワスポ管理課」の仕事内容も理解不能で幼い頃に失踪した弟・万里の行方も謎のままのラストにモヤモヤしっ放しでしたね。
2020/03/03
木冬
渋谷を舞台に人々の生気から生まれる怪現象。失踪する人。黒い犬。他人には見えないマルや三角の印。13年前に行方不明となった兄と何か関わりがあるのか、不可解な現象を追ううちに彼らは兄の友人だった男と出逢う。文章が軽く、さらっと読みやすい。シリーズ物なのか、物語の序盤といった感じ。終わり方が意味深なのも気になる。兄の失踪や不可解な現象の解決策が見つかっていないので、どうなるのか、どう関係があるのか続編がとても気になる掴みでした。すこし不思議文庫というのが面白かったので購入。
2014/09/19
zero
なんというかちょっと長めの第一章という感じか。ページ数も少なく(紙が厚く感じた)、1ページの文字量も少ない。あっという間に読めるのはよいのだが...もちろん続編ありきの作品だろうからキリのよいところで切ったとは思うが、テンプレキャラを使って短くまとめるぐらいなら、深みのあるキャラ造形でページ数を水増ししてくれたほうがよかったかも。
2014/09/25
pom
読みやすい。渋谷でおきる怪事件。渦潮二里は人の顔に○記が見えることがある。幼少期兄万里が行方不明になったことに関係するのか?兄は異次元にいるのか?導入なので続編あり。
2014/09/25
静流
内容的には読みやすし面白いけど、プロローグ的に終わってしまい読みごたえはないです。すこし不思議文庫という年に数冊しか出さない所のため次が出るのかが微妙、出ても次でとりあえず終わる可能性があるので不完全燃焼になるかも
2016/03/28
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