猫目狩り<下> (電撃文庫 は 2-2)
猫目狩り<下> (電撃文庫 は 2-2) / 感想・レビュー
洪七公
読了
2000/05/30
CCC
本格的なSFがやりたかったんだろうなあ……。けれど特別目を引くところは感じられず、また、まとまってもいない。作者が著名になっていなければ、二昔前のSFラノベで一括りにされて顧みられることもなくオシマイの内容だと思う。好みは人それぞれだけど、やはりどうしても結論はこの路線は向いてなかった、になってしまう。今やり直しても同じかは分からないけれど。
2013/05/02
サト
橋本紡のデビュー作。作者のコメントや作中で何度も語られているように、メタファに満ちている。これまで読んできたリバーズ・エンド、半月、流れ星のような日常的な物語とは違い、直接的な物言いはせずにSF的な設定で強く装飾されている。その点、感情移入はしづらかった。それでも根幹のところは同じなようで、大切なモノを失った大きな喪失感がジワジワと来る。その喪失感から湧き上がる様々な感情を克服していき、自分の意思で未来を選択するようになる過程には、子どもから大人になる一人の人間の成長を読んだようだった。重い話だった
2010/12/02
ヨーク
結局何が言いたかったのか!? http://blog.livedoor.jp/m_yossy_m/archives/50677334.html
2006/09/09
みっくん
うーん。ストーリーとしてはイマイチでした。デビューしてから育った作家さんだったんだね。表紙イラストはかわいい。
2018/07/23
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